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<資料:総理府「余暇と旅行に関する世論調査」(平成6年)>

 

ウ 滞在型旅行の動向

■ 滞在型旅行の意向

滞在型旅行について、約3分の2が今後してみたいという意向をもっている。年齢別でみると、特に20〜39歳の年代でのその意向が強い。

<資料:総理府「余暇と旅行に関する世論調査」(平成6年)>

 

■ 滞在地周辺で希望する機能

リゾート、保養地などに一定期間滞在する場合、滞在地周辺で希望する施設としては、温泉を利用した施設、森林浴など自然を親しめる場所、食事を楽しめる施設などが特に望まれている。またその一方では、のんびりするので特に機能は必要ないという意向も約2割ある。

性別年齢別にみると、温泉施設は若年層の女性および中高年の男女に特に人気がある。食事を楽しめる施設は、若年層を中心とした女性に特に望まれている。遊園地やテーマパーク、スポーツ施設は若年層の男女のニーズが高い。

<資料:総理府「余暇と旅行に関する世論調査」(平成6年)>

 

■ 農山村での滞在型休暇の意向

農山村での滞在休暇については、過半数の人が過ごしてみたいという意向を示している。この傾向はほぼ全年代にわたり共通しており、農山村で滞在して休暇を過ごしたいというニーズは強いといえる。また年齢別にみると、中高年層より若年層のほうがより積極的な意向を示している。

<資料:総理府「森林・林業に関する世論調査」(平成8年)>

 

■ 農山村滞在休暇での利用希望宿泊施設

農山村に滞在して休暇を過ごす際に宿泊したい施設として、「バンガローやロッジなどの簡易な施設」と「農家や林家への民宿」がそれぞれ4割弱を占めている。

 

 

 

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