日本財団 図書館


参考1. 広島新交通調査概要
 
郊外に開発されている新興住宅地からの、通勤通学者の増大に伴う交通渋滞の解消を目的として、広島市が道路整備・バス路線の新設とあわせて計画し、平成6年に運行を開始した新交通システム(アストラムライン)の調査を行った。調査概要は以下のとおり。

 

1)営業の概要
・営業区間:本通駅〜広域公園前駅
・営業キロ:18.4km 鉄道事業法適用区間/0.3km  軌道法適用区間/18.1km
・駅数:21駅 平均駅間距離/920m 地下駅/3駅 高架駅/18駅
・開業日:平成6年8月20日

 

2)運行の概要
・運転方式:ワンマン運転
・表定速度:約30km/時(最高速度60km/時)
・所要時間:37分(本通駅〜広域公園前駅)
・列車編成:6両固定編成(編成数22編成)
・車両定員:1編成286人
・運行間隔:朝ラッシュ時/3分 日中/10分

 

193-1.gif

 

3)サインシステムの概要
新交通全体の表示デザインシステムに従ったサインを、連続性に配慮し展開している。
表示デザインシステムでは路線全体のシンボルカラー(クロムイエロー色)とは別に、駅カラー(7色を21駅に3回づつ使用)を設定、各駅のサインにも駅カラーを展開している。
従って、乗車系・降車系にかかわらず駅毎で異なるサイン地色が使用されている。

 

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION