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参考資料

 

◆人にやさしいバス停開発・整備の推進に係る支援方策

 

人にやさしいバス停の開発・整備を推進していく上で活用が可能な補助・助成に係る支援制度を整理すると、以下のとおりまとめられる。

 

1.バス活性化システム整備費補助制度(運輸省)の概要

 

本補助制度の目的は、バス輸送サービスの改善によりバスの利用を促進するとともに、道路混雑の緩和、地域環境の改善に寄与するため、バス交通の需要の喚起または環境付加の低減に資するシステムの整備等に要する経費の一部を補助するというものである。

 

1)補助制度の大枠

 

本補助制度は、
●一般事業
●近代化事業
●低公害車等普及促進事業
●調査・啓発等事業
●先駆的事業
の5つの事業種別に区分され、補助率は国・地方公共団体それぞれ1/4〜1/5となっている。

 

2)一般事業

 

(1)対象事業概要

 

?@バス走行環境改善システム

 

●都市新バスシステム
バス専用レーン、優先レーン、優先信号等のいずれかのある路線において、バス運行情報システムに加え、バス停留所におけるシェルターの設置、冷暖房・低床幅広ドアの機能を備えた車両の導入をセットで行うシステム
●バス運行状況システム
営業所においてバスの運行状況をリアルタイムで把握し、無線等により乗務員に適切な運行指示を行うとともに、停留所におけるバス接近表示の装置をセットで行うシステム

 

?Aバス乗り継ぎシステム

 

●パーク・アンド・バスライド・システム
都市周辺部のバスターミナル付近に自家用車用の駐車場を設置し、利用者がそこでバスに乗り換え、目的地に向かうシステム
●レール・アンド・バスライド・システム
鉄道駅改札口の正面等にバス情報案内板を設置し、バスの到着を知らせる接近表示やバスの発車予定時分を表示するとともに、鉄道列車の到着時間に併せてバスの出発調整を行うシステム

 

 

 

 

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