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(2)バス停上屋類の役割と位置づけ

 

バス停上屋類に係る主たる役割は、利用者に対してバスを待つ空間と快適性を提供することであるといえる。
また、バス停上屋類はバス停標識に付加される施設として考えることもできるが、既存のバス停には「バス停標識のみ」が設置されるものと「バス停標識+バス停上屋類」が設置されるものがみられることから、ここではバス停上屋類についてバス停を構成する基本施設として位置づける。
一方、バス停上屋類は、設置する場所に係る条件により、上屋と待合所に大別される。
設置場所についてみると、上屋の場合は、基本的に道路内および道路外の両方に設置が可能であるが、道路構造による制約や関係法規等への対応が必要となる。また待合所については、その形状がボックス型や小屋型の場合が多いため、道路内に設置することが原則として困難であり、その殆どが道路外に設置される。

 

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