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3.バス停施設に求められる“やさしさ”

 

対象とするバス停およびバス停を構成する施設等は、前提条件の中で言及したとおり、
●基本施設:バス停標識、バス停上屋類
●付加施設:利便施設類
に区分できる。ここでは、この区分に鑑み、それぞれの施設に求められる“やさしさ”について検討・整理する。

 

1)バス停基本施設の役割と位置づけ

 

(1)バス停標識の役割と位置づけ

 

バス停標識は、次に示す3種の情報を提供する手段としての役割を担い、バスターミナル等を含むトータルなサイン・システムの中で「定点サイン」として位置づけられる。

 

●位置情報:バス利用者に「バス停留所」の存在を表示する惰報。
●案内情報:バス利用者が乗車の際に必要とする情報。
※変動のない情報(固定情報)と随時変化のある惜報(可変情報)がある。
●告知情報:バス利用者に乗車の際告知される情報。

 

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