日本財団 図書館


2)バス利用に係る行動と“やさしさ”

 

“人”がバスを利用する際の行動を概観すると、「発地」から「バス停」、「バス停」から「車内」、「車内」から「バス停」、「バス停」から「着地」という行動に区分される。
こうした行動には、

 

?@発着地とバス停間のアクセス・イグレス
?Aバス停でのバス待ち
?Bバスの乗降
?Cバスでの移動

 

という行動が含まれており、また、それぞれの行動に対して“やさしさ”が求められる。そこで、バスを利用する際の“人”の行動と前述した“やさしさ”の諸要素との関係をみると、表III-3に示すとおりまとめられる。
さらに、この4つに区分した行動の中で、とくにバス停開発と関連の深いものは、「?Aバス停でのバス待ち」であることから、バスを待つ空間としてバス停に焦点をあてつつ、そこに求められる「やさしさ」を描出するものとする。

 

038-1.gif

 

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION