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[3]ニュースポーツの外傷・障害の状況

1)傷害・事故の有無
ニュースポーツの練習や活動中に約3割(27.7%)の人が何らかの傷害・事故を経験している。また、傷害や事故のない種目は皆無であった。
種目別にみるとインディアカでは半数近く(49.4%)が何らかの傷害を経験している(図表3)。インディアカはその運動特性からプレーヤー同士の接触や横・斜め・後方へのすぱやい移動を要求されることなどが発生率が高い原因と考えられる。また、同じようにプレーヤー同士の接触やすばやい移動が必要となるソフトバレーボールも高い発生率(34.1%)を示している。
2)傷害の部位
傷害の経験のある者の傷害の部位を種目別にみると、運動特性による種目間の違いがみられる(図表4)。全体としてはいずれの種目も下肢(足・膝・足首)の発生率が高くなっている。

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