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班付きリーダー心得10ケ条

?あなたがアイドル
子どもたちはあなたの挙動ひとつひとつを、実によく見ています。
あなたがもし、ズボンのポケットに両手を突っ込んで肩で風切って歩いていたら、子どもはすべてあなたのした通りに真似をします。
同じ理由で、子どもたちの前で疲れた顔をするのも禁物です。
いつもニコニコ明るく接するように心がけましょう。
「大きくなったらリーダーみたいになりたい」と言われるようになりたいものです。
?話を聞いてあげる
子どもたちは話をしたがっています。家庭では胸に秘めたたくさんの話を聞いてもらいたいのに、「忙しいからあとで」といつも聞いてはもらえません。
聞けぱ聞くほどに子どもたちの目は輝き、そしてそこからあなたと子どもの信頼関係が生まれるのです。
?しゃべるときにはゆっくりと
子どもが理解できるスピードは、せいぜい1分間に80字が限度。
いつものぺース(大人の場合平均120字前後)でおしゃべりをしてしまうと、子どもたちはついてこれなくなります。
また、マンツーマンでお話をするときには、腰を落として子どもの目線に合わせるようにしましよう。
?子どもの名前を覚えよう
早ければ早いほど効果があります。子どもにとってリーダーに自分の名前を覚えてもらえることほどうれしいことはないのです。
はやくお互いにあだ名(キャンプネーム)で呼びあえるようになれればいいですね。
?小さなことでもほめてあげよう
キャンプは学校ではありません。ほめてほめて、ほめちぎって子どもたちに自信を持たせてあげましょう。
同時に叱るときにはしっかり叱りましょう。ただし、「怒る」と「叱る」は違います。何故いけないか、叱られたかの理由をはっきりさせることが肝心です。

 

 

 

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