日本財団 図書館


10.展示内容
1.趣味とマニアの模型の世界

 

 

(1)柳原良平さんとぺ一パーモデルの世界

 

船のマニアで知られるイラストレーターの柳原良平さんは、ユーモラスな楽しいタッチの船を描くことで有名ですが、船の模型制作も大好きとのことです。特にぺ一パーモデルでは個性豊かな船の姿を再現してイラストとは違った独自の世界を創造しています。良平さんと、良平さんのクラブに所属するぺ一パーモデルの大好きな仲間の方々の作品を紹介しました。

 

(2)帆船模型の世界

 

帆船には、独特の魅力とロマンが封じ込められています。しかし、多数のロープと木製の部材で構成され、各国で異なる伝統と文化をもっている帆船を、模型として再現するのは大変な労力と時間を必要とします。帆船模型制作のグループとして長く活動を続ける、 「マイ・シップ・クラブ」の皆さんの作品で、芸術の域に達するほど素晴らしい帆船模型の世界を紹介しました。

 

(3)軍艦模型の世界

 

旧日本海軍に所属する軍艦、いわゆる連合艦隊の艦々は、そのほとんどが太平洋戦争において失われてしまいました。しかし、この当時多くの軍艦を建造した造船技術は現代の造船世界一の日本の基盤となったのです。ここでは、旧日本海軍に所属した艦艇の正しい姿を後世に伝えようと模型制作を続ける 「日本海軍艦艇模型保存会」の皆さんの作品で、精密な軍艦模型の世界をご紹介しました。

 

( 4 )ラジコン船模型の世界

 

縮尺模型は、通常ディスプレー(展示)のみを目的としている場合が多いのですがラジオコントロール(遠隔操作) などで動く模型もあります。しかも、潜水艦や蒸気船、巧みに櫓を漕いで進む和船などもあります。

 

 

 

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