展示だけでなく、動く縮尺模型の世界を「AMEG」(アメッグ)の会の皆さんの作品で紹介しました。 (5)ボトルシップの世界 船の模型作りの中でも、最も風変わりなのがこのボトルシップです。洋酒ビンなど各種のビンの中に船の模型を作ろうというもので、ほそいビンの口からピンセットなどを使って丹念に部品を組み上げて行きます。気の遠くなりそうなボトルシップの完成作品と独特の制作テクニックを「東日本ボトルシップ愛好会」の皆さんの作品で紹介しました。 (6)組立模型の船の世界 昭和時代初期に少年雑誌の付録に登場して、大変な人気となった紙製の組立模型は、その後四角いブロックから船体を削り出す木製模型へと進んでゆきました。その後、サンダルのヒール加工技術を用いて習い型による船体の立体加工が可能となるとにわかに注目を集めこれがプラスチック製の組立モデルの登場へと引き継がれます。昭和45年(1970)には1/700の統一縮尺によるウォーターラインシリーズも誕生して、現代では組立模型といえばプラスチック模型を指すものとなりました。こうした、組立模型の世界を各種資料により紹介しました。 (7)金属製ミニモデルシップの世界 自動車模型の1つに金属製のミニカーがあるように、船にも金属製のミニモデルシップがあります。縮尺1/1250を世界的な統一スケールとして・各国から様々なモデルが発売されています。限定発売も多く、なかなか手に入りにくいコレクションも含めてミニモデルシップの世界を紹介しました。
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