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6 地域活性化プログラム
 (1)木の山地区開発の標題
ア 選択可能な活性化メニュー

 空港整備に向けた知多半島全体の農業振興の基本方向を踏まえ、あわせて木の山地区の活性化メニューを次のように選択可能な基本方向として組み立てる必要がある。
 

 (ア)農地の流動化、生産の高付加価値化による専業的農業経営の安定化

 伊勢芋や無農薬野菜などを中心とし、借地方式による経営規模の拡大や流通体系の整備、物産センターなど直売施設の整備。
 

 (イ)観光農業や農産品加工の導入による農業関連産業のすそ野の拡充

 観光農園、健康関連食品加工、ファクトリーパーク、レストランなどの整備。
 

 (ウ)農地の一部宅地化による住宅地の供給と集落との共存

 農業経営からの転換方策として、土地区画整理事業による住宅地供給や市民農園、アパート、駐車場などの経営メニューの多角化。
 

イ 共同の土地利用調整

 開発条件が備わった農地の無秩序な個別開発により、地域の営農環境が悪化していく中で、本来なら継続し得る農家まで消滅を余儀なくされている現実があり、耕地の分散が著しく生産性向上を阻害している。さらに単独では都市的利用ができない農地が取り残されてしまう。条件の悪い土地を残さず、また安定した農業環境の形成のためには、営農意向によった選択的土地利用調整が必要である。
 

ウ 農業の維持発展つながる開発

 農業を取りまく様々な社会的諸要因とともに、当地区における都市的利用価値の高まりによって、凄地の縮小化は免れないところであるが、現在木の山地区の凄業は課題を残しつつも、比較的優良な経営を維持しており、今後も継統していく凄家が安定した経営を維持発展できるような地域開発を進める必要がある。
 
 

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