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4主要な上位・関連計画
 (1)主たる上位・関連計画の概要

玄海諸島の地域整備に関係する上位計画と主として玄海諸島の所属する1市3町の短中期の事業を「広域交通計画」、「地域計画」に区分してリストアップすると図表15のとおりとなる。
 
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(2)既定計画の玄海諸島に与える影響と対応の方向

 先の既定計画(一部供用事業を含む)のうち、「地域計画」は大枠において「広域交通計画」を踏まえた地域振興計画であり、玄海諸島の振興も基本的にこの方向づけを前提とする。

(3)玄海諸口の活性化に強く影響が予想される既定計回と対応の方向

1)「広域交通計画」、とりわけ西九州自動車道、国道203号バイパスの整備
2)東松浦半島(本土)の既定計画
 今後、玄海諸島の広域的な立地条件を変えるのは1の広域交通計画、東松浦半島の産業市場の拡大や地域連携の強化を介して玄海諸島の活性化に効くのは2の諸計画である。(図表16〜19)
 

ア西九州自助車道、国道203号バイパス整備の影響と対応の方向

(ア)影響

 西九州自動車道の整備については、必ずしも全通だけではなく、逐次整備に伴う既存道路との連携利用がもたらす時間短縮の影響に注目する必要がある。その点を踏まえた上で、概ね10年程度で福岡都市圏が玄海諸島の日帰り圏に

 

 

 

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