過去5ヵ年（1991/92〜1995/96）の貨客の年間輸送実績は下表の通りである。1991/92年度を100として1995/96年度を比較すると、年間バス旅客数は112百万人/年〜137百万人/年と1．22倍を、貨物は77万トン〜134万トンと1．7倍となっている。
1991/93年度の年間バス旅客数は160百人/年と前年度1．4倍と過去最高の輸送実績を示している。これはこの年に新規バス車輌が投入された結果とのことである。この年以降は1991/92年を下回ることはないが、130百人/年台の実績となっている。
今年は5年ぶりに大型バス70台の新規車輌が投入されたこともあり、年間旅客数実績は1992/93年度と同様、著しい伸びが予測される。
陸運公社の旅客実績は運行可能車輌の台数による所が大で、運行車輌が増えれば旅客数も増加している。
新規軍箒、並びに修理部品の計画的調達と整備施設の近代化もままならない財政的事情もあり、年々増加するバス旅客需要に対応できない状況にある。
下表はヤンゴン市内バス及ぴヤンゴンを起点とする都市バスの過去5年間の実績である。両者とも1992/93年を頂点とし低迷しているが、去年（1995/96）からは増加傾向に転じている。
