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・発言の中に猥褻な表現や不適切な表現が含まれていないか
・議論が白熱するあまり、攻撃的な表現になっていないか等
*ネットワークを利用して情報をやり取りする際のマナーをネチケットと呼んだりする。相手のことを中傷しないなどの一般的なマナーからネットワーク固有のマナーまで様々である。
[参考]ネチケットについて
ネチケットに関する情報は、インターネットをはじめ様々な媒体を通じて提供されている。例えば、
・http://www.ed.kanazawau.ac.jp/~iwasaki/Tips/tips.html
・http://www.edu.ipa.go.jp/mirrors/togane-ghs/netiquette/index.html
等がある。
?B全庁的な対応のための研修・人材育成・庁内インフラの整備
コミュニケーションの開始時点では、技術的な知識・ノウハウ・スキルを有した担当者が業務を担う方が効率的であるが、本来は、各担当部署が自分の担当分野について、対外的に責任を持った対応を取ることが望ましい。また、電子メールは本来個人単位で活用することが基本である。従って、長期的な視野に立てば、情報発信やコミュニケーション活動の実施と並行して、庁内職員の資質の向上を促す啓蒙活動や、庁内LAN、一人一台のパソコン配備等のインフラ整備を行うことが必要である。このような活動を通じて、窓口管理者の業務負荷が軽減されると同時に、住民に対する迅速かつタイムリーなコミュニケーションが実現することとなる。
?Cアクセス手段の整備
地方行政に関わるコミュニケーションの参加者は、本来は全住民であるべきである。インターネットの利用者は飛躍的に増加しているが、地域社会のすべての世帯がインターネットに接続可能となる可能性は、将来的にも低いと言えよう。
仮にインターネットに接続可能な住民が全住民の半数以上を占め、地方行政に対するインターネットを通じた発言が一般化した場合でも、インターネットに接続可能な層と接続不可能な層で、地方行政に対する発言機会の不平等が生じることとなる。
このため、地方公共団体は誰もが利用できる公共端末を地域内に設置し、発言機会の不平等が生じないように努めることが重要になる。

 

 

 

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