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(C)漁業開発計画

ブルガリアは、漁獲量の増大を図るため淡水魚養殖の長期開発計画を策定し、天然または人工の内陸水域における淡水漁業の振興に力を入れている。

また、海洋漁業については、社会主義諸国ならびに自由主義諸国と漁業協定を結び水産資源の開発に努力している。国の政策としては、紀元2,OOO年までに生産倍増を目標として漁業の振興を計るとしているが、漁業開発についての具体的計画はない。漁業開発は、漁業公社が独自に情勢を考慮して予算に見合う開発、漁船の増強などを決定し、担当省の意向を加味して実施している。



(6)船舶の輸入ルート



(A)ライセンス発給機関

ブルガリアの外国貿易は、国家の独占を原則としており、貿易省(Ministry of Trade)によって管理され運営されている。

船舶を輸大する場合は、担当公団がその手足となって輸入業務を行っているカ、輸入ライセンスは貿易省が取引条件などをチェックした上、貿易省がライセンスを発給する。





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