人を問わず、また数量の制限を受けることもなく、所定の手続きに従えば、いかなる商品も輸入が可能であり、原則的に輸入は自由である。
各省や政府機関の事前許可が必要な品目については、関係機関の許可が必要である。
(B)輸入に対する機構、その他輸入上の問題点
輸入規制品
1.禁 止 品 目 :中古自動車(但し、救急車、消防車、クレーン車、除雪車などを除く)。
2.認 可 品 目 :原則的にすべて許可される。
3.割 当 品 目 :なし4.事前許可品目:輸入に当って、関係の省庁・政府機関の許可が必要である。但し、カラーテレビ、ビデオ機器、エアコン機器、猟銃については、88年1月1日以降、対象から除外された。
輸入業者登録制度
なし。
輸入通知書
原則的に輸入は自由であるが、すべての輸入は、FOB価格500ドルまでは民間銀行、この価額を超える金額は中央銀行(Banco Central de Chile)が発給する輸入通知書(Infome de Importacion)を必要とする。
この書類は、商業銀行を通じて取得することができる。
貿易取引の支払いは、この輸入通知書が発給されない限り認められない。
輸入預託金
輸入預託金輸入預託金制度はないが、輸入登録税(Import Registration Tax)がある。
これは、CIF価格の3%が課税されるものであるが、適用関税の支払い時に相殺される。
輸入貨物検査
輸入貨物検査到着地の税関で行われるが、省庁・政府機関の事前許可が必要なものについては、関係機関の検査を必要とする。
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