チリ主要港湾の設備その他の概要は、次の通りである。
1.バルパライソ港(Valparaiso)
同港は、首都サンチアゴの外港で、南米西岸における最大の貿易港である。 港は、銅、冷凍食品、果物などの輸出貨物と、化学製品、食料、車両などの輸入貨物を扱っている。 1993年の入港船舶数は1,283隻で、輸出入貨物取扱量は4,483,230トンに達している。 港は、人造港と天然港から成り、人造港の外側に水深27.5m〜46.0mの錨泊地または係船ブイがある。
荷役設備は、移動クレーン13基(能力35トンまでが11基、50トンが2基)、門形クレーン7基、半門形クレーン5基、フォークリフト(能力最大11.5トン)、トラクターなどが多数ある。
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