である。
ラ・グアイラ港は、首都カラカスの外港で、主として輸入貨物を扱っている。
フエルト・カベーリヨ港は、バレンシア周辺の工業団地向け原材料の輸入港である。
マラカイボ港は、石油産業の中心にある主要港である。オリノコ河のプエルト・オルダス港はセロ・バリバル鉱山の鉄鉱石積出港として知られている。
近年、主要港湾施設の整備、拡張、近代化などにより、港湾貨物取扱い能力は著しく改善された。
また、政府は総額約140百万米ドルを投資することによって、年間200万トンの一般貨物および30万トンの穀物の取扱いが可能な新港(カレネロ港)を1995年までに建設する計画である。
ベネズエラ港湾における国際海上貨物取扱量は、次の通りである。
主要港湾の設備その他の概要は、次の通りである。
1.ラ・グアイラ港
同港は、長さ1,500mの防波堤によって北側が囲まれ、港口の水深は12.19mである。
港内に合計27バースがある。
主要商業埠頭は水深5.5〜10.95mである。
客船は、バースM16〜19A(水深4,5〜9.75m)に収容される。
漁船専用埠頭(長さ150m、水深3m)、海軍専用埠頭(長さ290m、水深6
前ページ 目次へ 次ページ