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(一般貨物船)は船令27年が1隻、船令21年が1隻、Broadway Shipping Line社の外航船(一般貨物船)は船令27年が2隻、Continental Liner社の外航船(一般貨物船)は船令21年が1隻、Bulk Maritime Ltd.所有のタンカー1隻は船令24年、Interocean Agencies Ltd.の小型貨物船1隻は船令48年、Loyal Shipping Ltd.の外航船(一般貨物船)1隻は船令24年、Marine Carriers Ltd.の外航船(一般貨物船)は船令23年、Marine Carriers Ltd.の外航船(一般貨物船)は船令22年が1隻、船令21年が2隻、Nazzul Islam Khan&Co.の外航船(タンカー)1隻は船令33年、Sandhami Ltd.の小型タンカー1隻は船令35年、Shah Noor Shipping Ltd.の小型貨物船1隻は船令44年、South Asia Shipping Ltd.の外航船(一般貨物船)1隻は船令24年、United Trading Corp.の小型タンカー2隻は船令32年であり、いずれも船令20年以上の老朽船である。
 政府は、年次計画において自国商船隊の増強に力を入れてはいるが、新造船の購入に必要な外貨資金が不足であること、国内造船能力では不可能であること、経験のある海運要員や近代的な技術教育訓練などを受けた要員が少ないこともあって、海外から割安な中古船の輸入で、老朽船の代替補充を行っているのが現状である。
 バングラデシュの保有船腹量も91年以降、隻数、トン数とも減少傾向にある。

(3)港湾事情

 バングラデシュは、ガンジス、ブラフマプトラ、メグーナ、カルナプリなどの大河川を中心とした長さ8,433キロに及ぶ航行可能な天然の内陸水路に恵まれ、鉄道や道路の建設が経済的に不可能な内陸における貨客輸送は、これらの水路を利用して船舶が行っており、同国の経済発展に重要な役割を果たしている。
 なかでも、カルナプリ河は全長175mまでの船舶の航行が可能である。
 これら水路の主要河港には、毎週数回にわたって定期船が寄港し、国内および外国貨物全体の約70%を輸送している。
 バングラデシュの主要港は、チッタゴンとチャルナの2港である。目下、モングラに近代的海港を開発中である。
 ダッカ、ナラヤンガンジ、チャンドプール、バリサルおよびクルナの5港は、バ

 

 

 

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