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../images/092-1.gifインドネシアにとって日本ぽ輸出入とも第1位の相手国である。一方、日本にとっての対インドネシア貿易をみると、輸出シェアは第14位程度に過ぎないが、輸入では第2位を占め、原油・LNGの供給国として極めて重要な地位にある。
 経済協力の面では、わが国は1968年以来、有償資金協力を中心に、無償、技術協力を組合わせて実施しており、インドネシアは、わが国経済協力の最重点国のひとつとなっている。
 わが国の対インドネシア2国間政府開発援助(ODA)実績は、1960〜80(暦年)累積額約55億300万ドルに達しており、インドネシアは、わが国第1位の援助対象国である。
 有償資金協力については、プロジェクト援助に比重を置き、インフラ整備、エネルギー開発などを重点的に援助しており、89年度までの累積総額は約1兆7,933億円に達している。
 無償資金協力については従来、食糧増産援助、農業協力を中心に実施しており、89年度までの累積額は約1,020億に達している。
 技術協力では、インドネシアはわが国技術協力の最大受益国であり、88年までの累計研修員7,613人、専門家派遣3,098人、調査団派遣8,612人、機材供与169億円、プロジェクト技術協力50件、開発調査196件、協力隊派遣6人、累積総額954億円となっている。

 

 

 

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