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 インドネシア主要港の設備その他の概要は、次の通りである。
(ジャワ島)

  1.ジャカルタ港

 同港は、首都ジャカルタ市の東方13キロ離れたタンジョソ・プリオクに位置し、首都とは鉄道、道路、運河などによって結ばれている。
 港は、潮流による被害を避けるため、防波堤によって防護されており、港内には下記の設備がある。

 係船ドック1号(係船岸壁の全長2,540m、水深5.5〜9.4m)。
 係船ドック2号(係船岸壁の全長2,201m、水深6.4〜10.5m)。
 係船ドック3号(係船岸壁の全長1,709m、水深8.8〜12.6m)。

 クレーン設備は、門形クレーン(能力3トン)3基、移動クレーン(5〜40トン)多数、フローティング・クレーン(30〜200トン)4基などがある。
 貨物保管設備は、中継貨物倉庫(延べ445,412平方m)、一般貨物倉庫(延べ7,945平方m)、露天倉庫(延べ384,784平方m)などがある。
 コンテナ・ターミナル(係船岸壁の全長400m、幅26.6m、水深11.5m)には、コンテナ専用高架クレーン(能力50トン)3基、フォークリフト5基、各種トラック、トレイラー、コンテナ倉庫(32,200平方m)などの設備がある。
 係船ドック2号には、石炭、肥料などバルク・カーゴ専用バース(各長さ150m、水深7〜9m)がある。
 係船ドック3号には、穀物専用バース(長さ140m、水深9〜10m)があり、製粉所専用パース(長さ162m、水深12m)にはコンベヤ装置3基がある。
 タンカー・ターミナルの4バース(各長さ25m、水深10m)は、全長198m、吃水8.84mまでのタンカーの収容が可能である。

 

 

 

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