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7.6 Autoshipでの外板用DXFデータ出力

7.6.1外板データをShipCAM用に出力する場合、バットで切り分けられた各ブロック単位でデータを出力します。

7.6.2[Setting(設定)]−[Contours(等高線)]メニューで出力したいブロックのバットとフレーム位置もしくは、バットの位置とWLの位置の設定を行います。

7.6.3船体ブロックの最前部と最後部のブロックは、バットの位置とWLの位置の設定を行います。

7.6.4その間のブロックは、バットとフレーム位置の設定を行います。

7.6.51.3もしくは、1.4の設定を行った後で、設定したブロックの外板面データの3次元のDXFデータ出力を行います。

7.6.6Autshipを終了します。

 

7.7 DXFデータの取り込み

7.7.1DXFデータを取り込むために[SC Editor(SCエディタ)]を立ち上げ、DXFファイルを読み込みます。

(1)[View(表示)]−[Blocks(ブロック)]メニューをクリックして、ブロックダイアログボックスを表示させます。

(2)メイン画面の[Fi1e(ファイル)]−[Import DXF Lines File(DXF線データ読み込み)]メニューを選択して、ファイル読み込みのダイアログボックスを表示させます。

(3)読み込みたいファイルを選択した後で、[OK]ボタンをクリックして、選択したDXFファイルを読み込みます。

 

7.7.2読み込んだDXFファイルの線データを整えます。

(1)[Lines(線)]メニューを選択して、余分な線を削除したり、切り取り、スケール、延長、反転等の編集を行い、読み込んだ線データを整えます。

(2)余分な線がある場合は、[Lines(線)]−[Delete(削除)]メニューをクリックして選択します。削除したい線をクリックして選択して、[Enter(エンター)]キーを押します。または、ドラッグして一括指定して選択して、[Enter(エンター)]キーを押します。ドラッグする場合は、右方向にドラッグする場合は窓内側選択、左方向にドラッグする場合は、窓交叉選択になります。これを繰り返して、線を削除します。

(3)線が途中で切れている場合は、[Lines(線)]−[Connect(接続)]メニューをクリックして選択します。

クリックまたはドラッグして接続したい二つの線を選択します。2回に分けて選択したい場合は、[Shift(シフト)]キーを押しながらクリックまたはドラッグして下さい。選択した後で、[Enter(エンター)]キーを押すと接続されます。ここで、[Do you want to connect them at shortest distance?(最短距離で接続しますか)]とダイアログボックスが表示されますので、[はい]ボタンをクリックすると最短距離の部分で接続されます。[いいえ]ボタンをクリックすると最初に選択した線の緑側と2番目に選択した線の赤側が接続されます。

 

 

 

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