日本財団 図書館


 

7.5 バットライン・シームラインの作成方法

シーム、バットの配置作業は明らかに経験を要するものですが、作業の中身そのものはそれ程難しいものではありません。すでに述べたように基本船型さえ出来ていればディスプレイ上のボディプランあるいは展開図にシームライン、バットラインを一定のルールのもとに定義していけばよいのです。

AutoCAD上で2次元的(正面、側面、平面上)にバットライン・シームラインの線を作成して、それらの線をDXFデータ形式で出力して、ShipCAMに取り込んだ後、ShipCAM上でそれらの線を船体曲面に投影して船体曲面上にバットライン・シームラインを作成します。最後に、それらのバットライン・シームラインを使用して船体曲面を一枚一枚のパネルに切り分けます。

079-1.gif

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION