日本財団 図書館

共通ヘッダを読みとばす


Top > 技術 > 海洋工学.船舶工学.兵器 > 成果物情報

通信教育造船科講座 船舶計算

 事業名 小型造船技術講習
 団体名 日本小型船舶工業会 注目度注目度5


 

る一つの図表として、図1.6 5)をかかげた。本図におけるlCBの表し方は、船の長さとして、満載喫水線上の長さLWLをとり、lCBをはかる基準の船体中央部として、LWL/2をとり、またlCBが船体中央部より前方にあるときをマイナス、後方にあるときをプラスとしている。
lCBの値が、最適値から僅か離れても抵抗増加は少なく、大きく離れると抵抗の増加は著しい。この抵抗の増加の割合は船型によって異なる。

086-1.gif

(エ) 船体中央平行部
船体中央平行部の長さを変えることは、船首波の船尾位置における位相を変化させることになるので、船尾波との干渉の度合が変わり造波抵抗に及ぼす影響は大きい。また、船体中央平行部を挿入することは、方形係数を大きくすることにもなり、かつ、横載面積曲線の形状も変えることにもなるので造波抵抗に及ぼす影響は単純ではない。一般には、速度の速いやせた船では、中央平行部のない方がよく、速度の遅い肥りた船では中央平行部があった方がよい。
前項(ウ)にかかげた図中に計画速力に対応するフルード数に対する最適中央平行部の長さが示されている。
(オ) フレーム・ライン形状
抵抗の面だけからいえば、船首部がU型、船尾部がV型のフレーム・ライン形状が最良であるが、船尾端のプロペラ付近までをV型にするとプロペラ位置の伴流分布が不均一となり、推進性能上よくないので、プロペラに近いフレーム・ライン形状は再びU型とする必要がある。
(カ) 球状船首
船首の球状の大きさ、位置、形状等を適当に選ぶことによって、主船体の形状・要目を変更することなく、計画速力における抵抗を減少させることが可能である。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






サイトに関するご意見・ご質問・お問合せ   サイトマップ   個人情報保護

日本財団会長笹川陽平ブログはこちら



ランキング
注目度とは?
成果物アクセスランキング
9位
(31,428成果物中)

成果物アクセス数
655,411

集計期間:成果物公開〜現在
更新日: 2019年8月10日

関連する他の成果物

1.通信教育造船科講座 船舶関係法規 学習指導書
2.通信教育造船科講座 船殻設計学習指導書 学習指導書
3.通信教育造船科講座 工場管理 学習指導書
4.通信教育造船科講座 船体工作法 学習指導書
5.通信教育造船科講座 船舶計算 学習指導書
6.通信教育造船科講座 基本設計 学習指導書
7.通信教育造船科講座 艤装
8.通信教育造船科講座 船舶関係法規
9.通信教育造船科講座 船体工作法
10.通信教育造船科講座 工場管理
11.通信教育造船科講座 基本設計
12.通信教育造船科講座 船殻設計
13.造船現図指導書
14.アルミニウム合金船建造技術指導書
15.「小型造船技術講習」の報告書
16.平成8年度OECD等国際協議への対応に関する調査報告書
  [ 同じカテゴリの成果物 ]


アンケートにご協力
御願いします

この成果物は
お役に立ちましたか?


とても役に立った
まあまあ
普通
いまいち
全く役に立たなかった


この成果物をどのような
目的でご覧になりましたか?


レポート等の作成の
参考資料として
研究の一助として
関係者として参照した
興味があったので
間違って辿り着いただけ


ご意見・ご感想

ここで入力されたご質問・資料請求には、ご回答できません。






その他・お問い合わせ
ご質問は こちら から