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(2)グースネック通風筒(Gooseneck ventilator)(JIS F 2408参照)

一般に小型で構造も簡単なもので、倉庫、タンク、等の排気用に使われる。開閉装置がないが、海水又は雨水が侵入しない。この型のものは、玄側水道等の狭い所に取付けられるので便利である。

また燃料タンク等の空気抜きに使用する場合には、防災用の金網を取付けたり、逆止弁を取付ける。


(3)カウルヘッド通風筒(Cowlhead ventilator)(JIS F 2409参照)

最も簡単で、給気にも排気にも利用できるので自然通風用として居住区、倉庫、機関室、船倉等に広く用いられる。

その頭部の方向を変えることによって給気にも排気にもなるが、大型のものは、その外側にあるハンドルを用いて回したり、機関室用のもののように伝導軸歯車で回転するものもある。

雨水が入りやすいので、雨よけ板を取付けたものもある。

荒天時に海水が浸水するおそれのあるときは、頭部を取外して、木詮及び帆布の覆をするか、鋼製の閉鎖装置を設ける。


(4)壁付通風筒

換気用として、壁の外側に設ける


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