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(2)近畿目の物流拠点の特性
?流通センター
[高い交通利便性と複合的な機能]
流通センターは、東大阪、北大阪、阪神、神戸、大阪南港複合ターミナルの5つが立地する。これらの流通センターにはトラックターミナル、倉庫、卸売施設などが複合的に整備されているケースが多い。

 

[施設のリニューアル期]
近畿圏の流通センターのうち、東大阪、北大阪の各流通センターは昭和40年代に供用開始されており、供用開始から20年程経過している。

 

?一般トラックターミナル
[大阪南港以外のトラックターミナルの取扱貨物量は減少もしくは横這い傾向]
昭和60年以降、これらの一般トラックターミナルでは大阪南港を除いて、取扱貨物量は発送、到着、中継のいずれもが減少もしくは横這い傾向にある。

 

[取扱量の半数を占める発送貨物]
取扱貨物の内訳は、いずれのターミナルでも発送貨物が最も多く、総取扱貨物の5割を占める。その様な中で、昭和60年以降、大阪南港では到着貨物のシェアが高まっている。また、神戸では到着貨物の比率が高く、反対に中継貨物は全体の1.9%と低い。

 

[敷地あたりの取扱1の多いのは北大阪]
敷地あたりの取扱量は北大阪で多くなっている。

 

敷地あたりの貨物取扱量(平成6年度)

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