表7.6.5c 打撃試験結果 日照試験後(垂直設置)
防食層付き電線試験材料
防食層無し電線試験材料
注:供試品状況
A: 変化無し
B: くぼみ(パイプヘの貫通は無し)
B": わずかなクボミ
C: 打撃点で裂ける(パイプヘの貫通は無し)
D: 打撃点で裂ける(パイプヘの貫通がある)
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次に熱収縮チューブを2層〜4層にした場合の打撃状況を見るため、熱収縮チューブを複数枚被せ、打撃位置(2)で打撃試験を行った。
供試品はSGP-20、SGP-25及びSGF-40のパイプを使用したものを各2本づつ試験した。
SGP-25のパイプには2層まではNOR-A 35-8-2.5を使用したが、3層目はこの熱収縮チューブは径の関係で被せることが出来ないため、NOR-A 65-15-3を使用した。
結果を表7.6.5dに示す。
表7.6.5d 熱収縮チューブを複数枚被せた時の結果
用語の定義
貫通:熱収縮チューブが裂け、パイプが見えた状態(写真7.6.5f 参照)
クボミ:パイプまでは貫通していないが、1層程度裂けた状態(写真7.6.5g 参照)
わずかなクボミ:わずかにくぼんだ状態(写真7.6.5h 参照)
わずかなへこみ:打撃を行った形跡がある程度の殆ど変形していない状態。(写真7.6.5i 参照)
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