表2・2 臨時の非常電源(船舶設備規程第301条〜301条の2)
設置要件 |
非常電源が発電機である場合。(※1) |
種類及び要件 |
蓄電池:常に必要な電力が充電されており、電圧を定格電圧の±12%以内に維持しながら給電できること。 |
給電方法 |
主電源又は非常電源からの給電が停止したとき自動的に、かつ、直ちに給電を開始することができること。 |
給電時間 |
30分間(水密戸開閉装置に対しては、3回操作するために必要な時間以上(※2)。) |
給電設備 |
船舶の区分(※3) |
A |
B |
C |
D |
E |
(1)救命艇、救命いかだ積付場所及び進水する水面等の照明装置(注4)
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(2)非常標識(電気式のものに限る)(注5) |
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(3)非常照明装置 |
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(4)船灯(航行中に掲げるもの以外) |
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(4-2)船灯(航行中に掲げるもの) |
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(10)信号灯(連続使用) |
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(11)汽笛(連続使用) |
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(12)退船警報装置(連続使用)(注9) |
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(13)火災探知装置 |
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(13-2)手動火災警報装置(連続使用) |
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(14)防火戸閉鎖装置(注10) |
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(15)非常用の船内通信装置及び船内信号装置 |
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(37)水密戸開閉装置、警報装置及び指示器(注19) |
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(37-2)水密戸開閉装置及び指示器(注20) |
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※0 表中の(注4)〜(注20)は、表2・1の 注と同じである。
※1 外洋航行船(国際航海に従事する旅客船を除く。)、内航ロールオン・ロールオフ旅客船及び国際航海に従事する総トン数5,000トン以上の漁船においては、非常発電機が“主電源からの給電が停止したとき自動的に始動し、45秒以内に定格出力で給電できるもの”であるときには、臨時の非常電源を備えなくてよい。
※2 国際航海に従事する旅客船及び係留船に限る。
※3 船舶の区分は、次のとおりである。
A: 国際航海に従事する旅客船及び係留船。
B: 外洋航行船(A及びCを除く。)。
C: 限定近海貨物船(総トン数500トン以上)。
D: 内航ロールオン・ロールオフ旅客船。
E: 国際航海に従事する漁船であって総トン数500トン以上のもの。
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表2・3 補助電源(船舶設備規程第301条の2の2の規定を要約)
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