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第3章 活動報告
3.1 活動形式
まず私達メンバーの自己紹介と、これまでどのような活動をしてきたのかについて簡単な紹介、およびなぜこのような活動をするようになったのかについて一人ずつ言っていき私達がどんな団体であるかを知っていただいた。
次に、スマトラ沖地震によって起きた津波被害の様子や、自然災害について写真や動画を用いて災害の恐さ・恐ろしさをみていただいた。
そして大分県ではどのような自然災害が発生するのか、日本全国で何番目に発生しやすいのかについてクイズを用いながら解説していき、災害が温暖化に伴って増加している事を配布プリントのグラフを見ながら理解してもらった。
さらに大分県で発生する土砂災害は温暖化による影響もあるが、人間が自然を切り崩して危険な場所に住んでいることも関係しているといい、災害の原因は一つだけではないことを知ってもらった。
その上で私達ができることとして、災害の前触れや事前にできることの紹介をし、防災についての授業を行った。
しかし、がけ崩れの前触れが起きてないからといってまだ安全であるかといえば、そういうわけではない。危険だと思ったら周囲に流されずにすぐに避難する事が大事であるという意味をこめて、プリントにある土砂災害の前触れの項目に大きく×を書いてもらった。
その後、避難する時には遠回りでも広い道を使ったほうが安全である事を伝えパワーポイントによる授業を終えた。
10分の休憩を挟んで、今度はランプ作りを行った。メンバーが一人一つのクラスに入ってクラスごとで作業を行った。細かい作業などは事前に作り方を紹介しておいたPTAの方々にお手伝いしていただいた。
全員の蝋燭に火を点す時間がなかったが、代表者の蝋燭に火を点すことでランプとして使えることを目で見て知っていただいた。また発火点の関係でビンの中の油がこぼれても火事にならないことも実際にビンを倒すことで理解してもらった。
最後に学年の代表から私たちメンバーにお礼の挨拶をいただき、今回の防災教育は無事終了した。
3.2 良かった点
人数が多く集中力が持たないのではないかと考えていたが、こちらからの問いかけやクイズなどに手を挙げて積極的に答えてくれるなど、子供たちの反応はよかったといえる。
今回、私達がなぜWASENDの活動をしているのかという個人個人の理由を言ったり、環境を絡めたり、プリントを配布したりと新しい試みを行ったが、改良の余地を残しつつもよい成果があったといえる。
個人個人の活動の理由については、同校の先生方に子供達の将来の参考になるという理由で取り入れたため、その効果の程はわからないが保護者や先生方からは好印象だったように思われるし、子供も共感して聞いてくれていたので今後活動を行う上で取り入れていくべきではないかと考える。環境やプリントについては、ただパワーポイントだけを見るのではなく、自分で背景知識を使って考えたり書いたり発言したりするきっかけとなったという点で良かった。
ランプについても同様に興味を持って取り組んでもらえた。
また今回事前に先生方と話す機会があったことで、学校の授業内容と絡ませることができたり、どのような話をして欲しいか(活動の理由など)を知ることができ、今後の活動の参考になったという点でも良かったと思う。
3.3 アクシデントおよび対策
授業を始めて早々、電源が落ちるというトラブルがあったという事の他に特にこれといったアクシデントはなかった。
このアクシデントに対しては、「こういうように災害で停電になったときに役に立つランプを授業の最後で作る」ということを言ったり、「暗闇は恐くないか」と聞いてみたりすることで沈黙の時間を作らないようにした。
3.4 子供達の反応
前述したように、授業の内容を理解しようという姿勢がみられたと同時に、こちらの問いかけにも積極的に答えてくれるなど、楽しんで防災について学んでもらえたように思いわれる。
特にランプ作りに関しては、火を点したときに歓声があがるなど良い反応があった。
また後日送られてきた感想に印象に残ったところとして、パワーポイントにいれた様々な内容がつづられていたので、全体として満遍なく楽しんでもらえたように思う。
今後の取り組みとして(排水溝がゴミで詰まってしまう事などによる人災を防ぐために)ゴミ拾いを行うといった声もあり、何気ないところに防災を絡めることができたように思う。
3.5 今後の課題
事前のミーティングで盛り込む内容の多さを指摘され修正したが、結果として予定していた時間を越えてしまったということから、時間配分のミスと伝えたいことの精錬が足りなかったように思う。
また話し手が変わるところ、テーマが変わるところで若干のもたつきがでてしまったので、もっとメリハリをつけスムースに授業を展開していくべきだった。
ランプ作りに関して、時間の関係で全員に火をつけることができなかった。時間短縮のため予め大切なポイントを説明したり、細かい作業などは視覚的に行ったほうがよい・よかったなどの意見がメンバーからでたので、この意見を次の活動に反映させたい。
今後は声の大きさ強弱含め準備段階から考え、終盤になっても集中して聞いてもらえるような、より楽しい防災教育を目指したいと思う。
そして教材についても最近の活動では更新が無いように思われるので、WASEND独自の斬新な教材を考えていきたいと思う。
第4章 総括と今後の活動
先に述べたように人数が多いながらも5人のメンバーで、授業とランプの作成作業を行いランプに関しては火を点せなかった子供もいるが、ランプ自体は全員分完成させるなど充実した活動が行えたと思う。
15分の延長など、まだまだ課題は多いが、良かった点・気づいた点を参考にしつつ今後も今回挙げられた課題を解決しながら、活動の幅を広げると共に、活動の内容をもっと充実したものにしていきながら引き続き活動を行っていきたい。
またホームページを充実させ、いつでも子供たちが授業内容を確認できるようなシステムを作っていきたいと思う。
第5章 謝辞
今回の活動は大分県社会福祉協議会の村野淳子様をはじめ、“震災がつなぐ全国ネットワーク”、西の台小学校の職員の方々、PTAの方々、およびその他多くの方々のご協力の上に実現した事をここに記すと共に、深甚なる謝意を表します。
皆さんの期待を裏切る事のないよう、そして災害が起きた際に適切に対処していただける事を願いつつ、今後も活動を続けていきたいと思います。
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