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(3)プラスチック類のサイズ別出現傾向
 プラスチック類の大きさをサイズ1(1SIZE)からサイズ11(11SIZE)までの段階別に整理した項目別(13種類)、採集地点別のプラスチック粒子出現個数を表4.3-3、サイズ別出現個数を図4.3-4に示した。
 各サイズの全体の割合に注目してみると、サイズ1では、1mm×1mm未満の微小なプラスチック粒子であるために、発泡スチレン(85.9%)、製品破片(13.9%)の2種類のみが出現した。
 出現個数の多い製品破片と発泡スチレンに注目すると、サイズ1〜サイズ9では、発泡スチレンが全体の50.0〜92.3%と卓越しているが、サイズ10〜サイズ11では、製品破片が発泡スチレンよりも多く出現する傾向であった。
 原材料はサイズ2〜サイズ6に出現しており、サイズ5では全体の6.0%であった。
 その他の項目別では、「スポンジ」がサイズ2〜サイズ9に出現しており、全体の0.2%などであった。
 
図4.3-4 サイズ別出現個数
 
表4.3-3(1) 採集地点別のプラスチック粒子1SIZE(1mm未満)出現個数
(拡大画面:41KB)
 
表4.3-3(2) 採集地点別のプラスチック粒子2SIZE(2mm未満)出現個数
(拡大画面:40KB)
 
表4.3-3(3) 採集地点別のプラスチック粒子3SIZE(3mm未満)出現個数
(拡大画面:41KB)


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