取材――株式会社サークオン
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水六訓
一、あらゆる生物に生命力を与えるは水なり。
一、常に自己の進路を求めてやまざるは水なり。
一、如何なる障害をも克服する勇猛心と、よく方円の器に従う和合性とを兼ね備えるは水なり。
一、自から清く他の汚れを洗い清濁併せ容るの量あるは水なり。
一、動力となり光となり、生産と生活に無限の奉仕を行い何等報いを求めざるは水なり。
一、大洋を充し、発しては蒸気となり、雲となり、雨となり、雪と変じ、霰と化してもその性を失わざるは水なり。
水を心とすることが平和と健康と長寿の妙薬であります。
笹川良一
明日への提言
四国で初の「吟剣詩舞道フォーラム」と「吟詠指導者研修会」が開催されました
河田和良
四国地区連絡協議会は来年の第二十二回国民文化祭・とくしま二〇〇七の開催をひかえて大いに燃えています。
昨年の十一月三十日(水)、高知県民文化ホール(オレンジ)で、高知県詩吟剣舞連盟創立五十周年並びに財団公認高知県吟剣詩舞道総連盟創立二十五周年を記念する全国名流吟剣詩舞道大会が約千名の聴衆(無料)を集めて盛大に開催されました。
この大会の呼びものの一つは、初のパネルディスカッション―吟剣詩舞道フォーラム「次代に継ぐ吟剣詩舞道」―で、私もパネラーの一人として参加しました。パネラーは外に坂本岳雄、矢萩保三、椎野瑞城、箕輪緑崇各財団常任理事及び多田正満、岡田翠松両財団理事といった錚錚たる顔ぶれで、野中秀鳳高知県総連盟理事長が司会進行役を務め、活発な意見交換が行なわれました。またたくうちに限られた時間が到来、終了した感じでした。たいへん稔り多い「吟剣詩舞道フォーラム」になったと思っています。
続いて、十二月十一日(日)には、徳島県立総合教育センターで、第一回四国地区吟詠指導者研修会が、四国地区各総連盟から会場満杯の三百五十余名の受講者を得て開催されました。
講演は、私が「吟剣詩舞―未来への展望」について、矢萩常任理事が「財団吟詠コンクール審査の変遷と今日」について、次に箕輪常任理事の指導のもとで、懇切丁寧な「発音・調和審査員模擬研修」と「吟詠実技演習」が行なわれました。
この研修会もたいへん好評で、来年度は、香川県で実施したいという要請を受けました。
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