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創立二十五周年記念 秋田県吟剣詩舞道大会
平成十七年九月十日
秋田県民会館
 
 オープニング曲が会場に鳴り響く中、望月空城大会副会長による開会のことばで開演となりました。
 大会第一部は大合吟、女子中学生の連吟、構成吟みちのくの四季が披露され、大会会長吉田嶺耕のご挨拶、祝電披露、感謝状贈呈に続き、第二部特別企画構成吟「吟詠秋田歴史街道をゆく」を上演し、第三部に進み構成吟「秋田藩初期の漢詩(うた)」を役員吟詠で終了し、舘岡奥鵬の閉会のことばで散会した。
 
構成吟「八龍の湖に和す」
 
 この度の大会の特長は一部、二部、三部と建都四百年と長い歴史の中で県民の皆さんに親しまれている風物を題材にした。
 今大会には、財団本部始め県内の教育、報道機関にご後援戴き、皆様に感謝致しますと共に今後もご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。
(秋田県総連盟 事務局長 八端孝嶺)
 
長野県県民芸術祭二〇〇五参加
長野県吟剣詩舞道総連盟 平成十七年度吟剣詩舞道大会
 大会は、九月十一日長野市篠ノ井市民会館において盛大に開催し、各流会派こぞって合吟に始まり日頃の成果を発表すると共に、連帯の輪を広め有意義な大会でありました。
 大会の観客も中高年齢者が多く会場を埋め熱心にご鑑賞して戴き拍手を頂戴し、出演者はまた、来年に備えて頑張りたいと張り切っております。主催者と致しましては、一安心でした。
 
式典で挨拶する飯森寿岳理事長
 
 各会派の特長を表現し、多彩な企画構成吟剣詩舞、中部地区大会入賞者吟詠、全国大会出場者吟詠、県下少壮吟士三名の模範吟詠、常任理事吟剣詩舞、各流会派宗家会長吟剣詩舞で五時間に亘る大会にも、最後まで拍手を送って戴いた皆様に対し、心から御礼申し上げると共に、日本吟剣詩舞振興会よりのご支援に感謝を申し上げます。
(広報部 清水錦帥)
 
第五十二回清吟堂吟友会 吟剣詩舞道大会
―伝統と躍進―
 
 平成十七年九月二十五日に標記大会が愛媛、香川、島根、鳥取などの各地より約千五百名の会員が松山市民会館に集合して盛大に開催されました。
 大西清山大会運営委員長の開会宣言、加藤清進副会長の信条斉唱並びに会詩合吟の発声、二神清竜大会委員長の開会のことばで開会式を終え、二十四番の合吟コンクール終了後、十一月十三日財団法人日本吟剣詩舞振興会主催の全国コンクール出場予定者男子五十五名の合吟の発表がありました。
 
合吟コンクール
 
 続いて指導者役員吟詠三十九番が吟じられました。
 式典は、功労者、優良団体等々の表彰に続き、野中清峰大会会長の挨拶、国会議員、愛媛県知事(代)、松山市長(代)、松山文化協会会長等からご祝辞を戴き、財団法人日本吟剣詩舞振興会会長河田和良先生、香川県知事、島根県知事他多数の祝電が披露されました。
 午後から本年度の総合決勝大会各段位、指導者各部で優勝、準優勝となった優秀吟士の模範吟、続いて野中清峰大会会長の吟詠、招待者宗家会長の吟詩舞、全国優秀吟士の吟詠があり、最後に特別構成吟「吉野に賭けた命運」を清吟堂吟友会指導部の吟、清吟堂吟友会剣詩舞部、紫雲館吾妻流指導部の剣詩舞により、本大会の締めくくりとなりました。
 閉会後、福田清弘副会長の音頭で万歳三唱し、散会しました。
(本部総務局)
 
光霊流深田宗家三回忌追悼 全国吟剣詩舞道大会
 平成十七年十月九日、淡窓伝光霊流日本詩道会は、標記大会を大分市グランシアタで開催しました。
 県内外から会員約二千人が参加し、河田和良財団会長をはじめ、全国からの来賓・招待吟舞士を含め、大会場も超満員の盛況。
 開会式では、全国四十五詩道会の会長と会旗が並び、中央の宗家遺影に黙祷。詩道十則の斉唱、日本詩道会会詩を大合吟。
 
光霊流深田宗家三回忌追悼 全国吟剣詩舞道大会
 
 発表は、会員が三十人、五十人、百人単位で次々と三十八番組も続き、流統の健在とその偉容を誇示し、さらに幼少年五十人合吟、県高文連吟詠部の高校生六十人の大合吟、大会役員の吟詠と続きました。
 式典では、福永瀧霊会長が「宗家の遺徳を偲び、光霊流統を堅持する」と挨拶。「宗家」家代表の深田發子さんは「今大会で、宗家亡き後も結束を固めた新生・日本詩道会の姿を見て頂きたい」と述べました。
 石川大分県知事代理、釘宮大分市長、河田財団会長らが来賓祝辞を述べて式典は終わりました。
 続いて、来賓、招待吟舞士の演技を披露。最後に、構成番組「円転に見る人間深田光霊」があり、宗家自作の詩歌を吟じ、舞い、追悼しました。
(総本部編集委員 前田弘霊)


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