3.5.2 計算結果
浸水計算の結果について以下の項目についてまとめる。
・最大浸水深(浸水予測図)
・浸水時系列変化図(1分、2分、3分、5分、10分、15分後;地域の状況に合わせて設定)
・最大流速分布図
図3-5-3 最大浸水深分布図
図3-5-4 最大流速分布
図3-5-5 浸水初期の時系列変化図
3.5.3 危険度の評価
「危険度の判定フロー」による検討を行う。
図3-5-6 危険度判定フロー
<最後に>
高潮統合モデルにより、系統的に浸水計算まで実施できるようになった。
得られた結果から、算出された波浪情報や高潮情報、浸水図をいかに地域の状況にあった形でまとめ、住民あるいは防災担当者の利用に適するものを作成していくことが重要となる。
本編は、防災の現場にいる方々が浸水対策、高潮対策や海岸施設の維持管理にあたって必要となる情報の取得(高潮、波浪の計算結果を得る)方法(どのような流れで、どのような基本資料を集め、どのような結果が得られるか)を概略的に示したものである。本報告と合わせて実務の参考にされることを願っています。
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