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 5. 東京港のいろいろな施設(しせつ)やそこで働く(はたらく)人々 
(1)荷(に)さばき施設(しせつ)や保管施設(ほかんしせつ)  
 荷さばき施設には、上屋(うわや)や荷役機械(にやくきかい)、保管施設には、倉庫(そうこ)、野積場(のづみば)、貯木場(ちょぼくじょう)、貯炭場(ちょたんば)、危険物置場(きけんぶつおきば)、サイロ、貯油施設(ちょゆしせつ)などがあります。 
 上屋(うわや)は、船をけい留する岸壁(がんぺき)ぞいにつくられています。ここは貨物の分類(ぶんるい)や仕分け(しわけ)、かんたんな包装(ほうそう)がえなどの荷さばきをする屋根付きの仮置場(かりおきば)です。 
  
近代的な上屋が並ぶ芝浦ふ頭 
  
上屋、野積場、倉庫などの荷さばき、保管施設がそろった大井ふ頭 
  
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〈東京港の発展(はってん)をめざして〉 
 コンテナやフェリーふ頭などの施設を計画し、造る(つくる)ことは、「東京都港湾局(こうわんきょく)」などの仕事です。航路(こうろ)の深さを調べたり、海底の土砂をさらう「しゅんせつ」の仕事もします。また、貨物をおろすためのふ頭の使用場所をきめたり、外国の港との交流(こうりゅう)も深めています。 
  
海底の土砂をさらう「しゅんせつ船」 
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