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経営品質改善活動報告書
施設名 クリエートプラザ若狭 発表者 田中 秀和
 
メンバー
 
No. 経営品質改善内容 取組中 取組済 効果 展開
1 新事業導入における訓練生の能力アップ
2 授産工賃のアップめざして
3 出勤率の向上
4 自主製品の開発
5 朝礼から作業開始時間までの時間短縮
6 Tさんの就労支援(ワークトレーニングの活用)
7 就労移行をめざして
8
9
10
 
17年度の反省と課題
 今年度の活動は、就労するために3つのグループ(ステップ)に分けて活動を行ってきた。特に、基礎的な作業能力は身に付いてきたグループに対し、就労するためには何が足りないのかという課題をあげ、新事業を導入し支援を行う中で、さらなる能力向上を目標に進めてきた。今後も、何のためにこの作業をしているのか、一つひとつの作業に目的を持った支援をしていきたい。
 
18年度の目標
 様々な作業、目的を持った作業を提供することで訓練生自身がいろいろな経験を積み、希望、適応性を見いだしていけるような支援をしていきたい。
 
経営品質改善明細表
改善内容 就労移行をめざして 施設名 No.
クリエートプラザ若狭 7
 
[改善前]
 当施設では、就労するために必要な能力として正確性・速さを主とした「基本的能力」、運搬・移動の速さ・持続力を主とした「体力」、態度・理解・コミュニケーション等を主とした「社会適応性」を重要項目にあげ作業支援を行ってきた。主に、施設内作業により各項目とも向上することができた。
 しかし、施設外の作業になると能力が落ち、主に「社会適応性」において落ち込みが目立っていた。
 
要因
(1)環境の変化に対応できない
(2)地域のような不特定多数の人の中で活動することに対応できない
 
目標
・地域の中で安定して作業に取り組めるようになる
 
改善前施設内外の作業評価比較(9月)
基本的能力 体力 社会適応性
施設内 8.2 8.7 8.2
施設外 7.9 8.2 5.8
(Cネットふくい共通評価表より算出)10点満点
 
作業評価(9月)
 
[改善のポイント]
新作業の導入
・雑誌配布作業・・・情報雑誌を地域の各店舗に配布する作業
・施設でのパン販売・・・CP高浜のパンを地域の人に販売
 
[改善後]
 新作業を導入することにより地域の環境に適応することができ、施設外の作業評価も向上し、施設内作業とほぼ変わらなくなった。また、地域との交流も更に深めることができた。
 
改善後施設内外の作業評価比較(2月)
基本的能力 体力 社会適応性
施設内 8.4 9.1 8.4
施設外 8.4 9 8.4
(Cネットふくい共通評価表より算出)10点満点
 
作業評価(2月)
 
[改善にあたっての留意点]
地域に出た時に、勝手な行動をしないよう支援する


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