経営品質改善活動報告書
No. |
経営品質改善内容 |
取組中 |
取組済 |
効果 |
展開 |
1 |
授産工賃の支給額アップ |
○ |
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2 |
訓練生の技術向上 |
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3 |
販売業務能力の向上 |
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4 |
人々とのコミュニケーションの場を多く作る |
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○ |
5 |
作業環境・方法の改善 |
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17年度の反省と課題
今年度は作業効率、作業環境の見直し、訓練生の技術習得、等による作業時間の短縮がみられた。今後粉からパンを作ることにより、技術向上と作りの担い手育成を図る。
18年度の目標
・出勤率の向上
・利用者の技能向上
・地域密着・特色の有る店舗運営
経営品質改善明細表
改善内容 |
訓練生の技術向上(補助役から主役へ) |
施設名 |
No. |
クリエートプラザ坂井 |
2 |
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[改善前]
テーマ選定理由
CP坂井ではパンの製造・販売業を行っている。5月よりAさんというパンの製造作業に従事した事のある訓練生が入った。Aさんは以前働いていたパン製造では1種類のパンのみを毎日製造していた。Aさんの経験を生かして、補助役から主役(スタッフ)になるためにはどのように製造・販売業務に関わっていけば良いのか、知識、技術の習得方法について検討した。
現状把握 Aさんの1ヶ月間実習を行った結果
(1)通勤問題→住居からのバスの便無し、徒歩60分(自転車乗れない)
(2)衛生観念→低い(不用意に素手で食品をつまむ)
(3)菓子パン、調理パンについての知識→(トッピング等の経験がない)
(4)製造技術→低い(機械操作が分からない)
(5)勤怠状況→意欲的、身体健康
[改善のポイント]
(1)通勤手段の確保。朝6時出勤のための公共交通機関が無いため、通勤を補助
(2)衛生観念は、絵で示す衛生知識(手洗い、服装、トイレ使用、等)と声かけによる周知を徹底する
(3)(4)パンの種類が変わるたびに温度、熱量を変更するため、それを確認しやすいようにするパンの種類毎の焼成条件を表にして掲示、細かい事については常時専用ノートにメモを取らせる
(5)本人のやる気を伸ばし、健康保持を指導する
[改善後]
(1)職員が出勤時にグループホームに立ち寄り送迎する(早朝6時作業開始)
(2)作業前の準備は万全に出来るようになった。途中で手洗いが必要な時石鹸での手洗いを忘れる事がある。まだ行動から目を離せない。
(3)(4)最初、メモを取りながら確認しての作業だったが、繰り返し同じ作業をやる内にメモ無しで出来るようになった。クリエート坂井のレパートリー70種の内、冷生地のパンは91%であるが、その86%はメモ無しで出来るようになった。
(5)毎日早朝出勤にも関わらず、欠勤が一度も無い。11月より福祉工場社員となる。
作業の大部分を任せられるようになった事により、指導職員の余裕が生じたことで懸案であった、粉から作るスクラッチパン(オリジナル商品)の開発・製造が始まり、販売先でも好評を得ている
[改善にあたっての留意点]
今後は粉から作るオリジナル商品の分野についても共同研究に参画させたい。
接客のマナーは未熟。言葉使いを直し、正しい敬語の使い方、丁寧な包装作業等について訓練の必要がある。
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