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経営品質改善活動報告書
施設名 クリエートプラザ丸岡 発表者 高橋あづさ
 
 
No. 経営品質改善内容 取組中 取組済 効果 展開
1 授産工賃の確保
2 挨拶や返事の習慣付け
3 6Sの習慣づけ
4 就労・雇用に耐えうる体力の向上
5 就労意欲の向上と社会生活自立への支援(スリーエス丸岡に向けての実習)
6 毎日楽しく通う事のできる雰囲気作り
7 職種に合わせた個々の能力向上
8 いきがいづくり推進事業の展開
9 個々の能力に合わせた作業支援
10
 
17年度の反省と課題
・スリーエス丸岡に向けての支援体制の中、所内作業の生産に対し、各作業部門の協力体制が必要となってきた。
・作業意欲の向上が課題として挙げられる。
 
18年度の目標
・作業内容の見直しを行う中で、生活支援・就労支援につながる体制づくりから、職員が本人のニーズを明確に把握して本人の目標に近づける。
・就労に対しての、本人と保護者の連携意識を図る。
・スリーエス丸岡に向けての継続した就労支援の強化を図る。
 
経営品質改善明細表
改善内容 個々の能力に合わせた作業支援 施設名 No.
クリエートプラザ丸岡 9
 
[改善前]
《現在の状況》
第一作業室で糸抜き作業・箱折り作業、第二作業室でお茶パック作業を行っている。
箱折り(1箱500円)  → 4人で2時間
お茶パック(1箱95円)→ 5人で45分
安価な作業であり、時間・人員がかかりすぎている。
 
《Aさん》
・糸抜き作業に従事しているが、箱折り作業に興味を示す。
・手先が器用である。
・字や数字の理解が困難。
・言語不明瞭なところがあり、コミュニケーションが取りづらい。
《Bさん》
・お茶パック作業に従事している。
・担当する作業の工程が本人に合わず、ミスが多い。
・字や数字の理解が困難。
・言語不明瞭なところがあり、コミュニケーションが取りづらい。
 
[改善のポイント]
1、声かけ、模範、手を添えての支援の強化
2、報告・連絡・相談の徹底
3、作業訓練目標の意識付け
4、Bさんに適した作業工程への配置換え
 
[改善後]
1、作業にかかる時間、人員を減らすことが出来た。
箱折り(1箱500円)  → 2人で1.5時間
お茶パック(1箱95箱)→ 4人で25分
2、報告・連絡・相談の回数も増え、はっきりと大きな声で言えるようになった。
3、作業訓練目標に対しての意識が高まった。
作業を通して、日々の行動がより活発になった!!
 
[改善にあたっての留意点]
・個々の能力を引き出し、ニーズに合った支援が必要である。


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