障碍者の就労・生活支援活動の発表 10:20〜11:40
1 福井障害者就業・生活支援センター ふっとわーく
2 だるま屋商事株式会社
3 福井障害者職業センター
4 C・ネットふくい(ジョブコーチ研修とDVDの紹介)
「福井障害者就業・生活支援センター ふっとわーく」
就業・生活支援ワーカー 谷口 眞由美 氏
会社で働くために、就業と生活をサポートします。
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支援対象者Aさんの就業・生活支援 〜職場定着の支援〜
Aさんのプロフィール
29歳 女性 障害名:知的障害・てんかん 判定 B2
【相談受付】平成15年4月
【相談経路】社会福祉協議会 障害者生活支援センター
〜相談受付までの経過〜
1年半失業中。過去数社就労歴があり、作業中のてんかん発作、作業能率が低い、対人関係などの理由で解雇または自己都合で退職している。
【相談内容】
(本人から)仕事を辞めてから一年半、ハローワークなどに通い求職活動をしているが、なかなか仕事が見つからない。早く仕事に就きたいので一緒に探して欲しい。
(家族から)1日中家でテレビやゲームをして、不規則な生活を送っている。気ままにもなってきているため、できるだけ早く就労させたい。
第1期支援 生活支援 デイサービスの利用 利用期間2ヶ月
【課題】 生活リズムを整える
【支援経過】○ケース会議 障害者職業センター・通所施設 ○施設訪問 ○家庭訪問
【問題点】母への依存心が強い。環境を変え基本的な職業習慣を身につける
第2期支援 就労・生活支援 職業基礎訓練 施設入所 訓練期間2ヶ月
【課題】 日課・規則を守り、集団生活を通して基本的な習慣を身につける
【支援経過】○作業・生活状況の把握 ○ケース会議 職業センター・入所施設 ○障害年金の申請 →障害年金2級 ○ハローワーク就労相談
【問題点】どの職場でも必要とされる基本的な労働習慣を身につける
*障害者職業センターにて職業評価、職業準備訓練を受ける→第3期支援
ハローワークより職業紹介を受ける →第3期支援計画の変更
第3期支援 職場定着支援 福祉工場就労 (職場適応訓練6ヶ月)
生活支援 ホーム入居
【課題】 職業生活への適応
【支援経過】○職場訪問 ○担当職員とのケース会議 ○ホーム訪問
<結婚> 昨年、結婚。ご主人と姑、3人の生活が始まる。
【問題点】休職> 手術のため2週間入院、一ヶ月間の休職
回復後も職場復帰ならず。 (原因)職場復帰後の対人関係
生活状況・・・日中は寝込み、夜間は外出 →昼夜逆転の生活
職場復帰への不安・プレッシャーから、家出 →実家で静養
*親族・事業所・支援センターで今後のサポートについて話し合い
↓
本人の前向きな姿勢が見られ2月中旬より職場に復帰となる。
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