日本財団 図書館


表紙説明◎名詩の周辺
社友小集―福沢諭吉 作
東京・中央区明石町
 一万円札の顔としておなじみの福沢諭吉は、中津藩士、のち啓蒙思想家で、慶応義塾の創始者としてよく知られています。名は範、諭吉は通称です。中津藩藩儒福沢百助を父として、天保五年(一八三四)十二月十二日、大阪堂島の中津藩邸で生まれました。
 諭吉は三歳で父を失い、十四、五歳で白石照山に漢書を学び、安政元年、兄の勧めに従って長崎で蘭学の初歩を学び、翌二年大阪適塾に入門しました。途中一度の帰藩はありましたが、のちに塾頭にまでなっています。
 安政五年、藩命で、江戸築地鉄砲洲の中津藩奥平家の中屋敷に蘭学塾を開き、これが慶応義塾の始まりとなりました。中津藩は蘭学の庇護者として知られ、塾では藩内のものばかりでなく、藩外の希望者も受け入れて蘭学を教えました。
 
 
 この場所は、現在聖路加国際病院の構内にあたり、その地はまた、明和八年(一七七一)、中津藩の医師前野良沢らがオランダ解剖書を初めて翻訳した由緒ある所で、「日本近代文化事始の地」の看板も立っています。
 
本形をした石碑には、有名な「学問のすすめ」の一節「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずと云へり」と彫られている
 
 慶応四年(一八六八)四月に諭吉は塾を芝に移す際、その年号をとり「慶応義塾」と名付けました。
 終生在野の立場を守り、封建道徳を批判し続けたところに、当時の他の知識人に見られぬ特色があり、「西洋事情」や「文明論之概略」「学問のすすめ」の著書は特によく知られています。
 
【慶應義塾開塾の地の碑】東京都中央区明石町11の先にあり、聖路加国際病院前の交差点そばにあります。交通は、地下鉄日比谷線築地駅下車、北東に約5分。地下鉄有楽町線新富町駅からも南東に約7分です。
 
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(財団事務局担当)
 
レジャーチャンネル番組案内
〈吟剣詩舞の世界〉平成16年8月番組表
日曜日 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日
1週 [1]
●大会ライブ
(16-4-(6))
第32回全国少壮吟詠家審査コンクール決選大会(6)
【平成16年4月6日放送】
[2]
●大会ライブ
(16-4-(7))
第32回全国少壮吟詠家審査コンクール決選大会(7)
【平成16年4月7日放送】
[3]
●大会ライブ
(16-4-(8))
第32回全国少壮吟詠家審査コンクール決選大会(8)
【平成16年4月8日放送】
[4]
●大会ライブ
(16-4-(9))
第32回全国少壮吟詠家審査コンクール決選大会(9)
【平成16年4月9日放送】
[5]
●大会ライブ
(16-4-(10))
第32回全国少壮吟詠家審査コンクール決選大会(10)
【平成16年4月10日放送】
[6]
●大会ライブ
(16-4-(11))
第32回全国少壮吟詠家審査コンクール決選大会(11)
【平成16年4月11日放送】
[7]
●大会ライブ
(16-4-(12))
第32回全国少壮吟詠家審査コンクール決選大会(12)
【平成16年4月12日放送】
2週 [8]
●大会ライブ
(16-4-(13))
第32回全国少壮吟詠家審査コンクール決選大会(13)
【平成16年4月13日放送】
[9]
●大会ライブ
(16-4-(14))
第32回全国少壮吟詠家審査コンクール決選大会(14)
入選者ダイジェスト(1)
【平成16年4月14日放送】
[10]
●大会ライブ
(16-4-(15))
第32回全国少壮吟詠家審査コンクール決選大会(15)
入選者ダイジェスト(2)
【平成16年4月15日放送】
[11]
●大会ライブ
(16-6-(1))
平成16年度全国名流吟剣詩舞道大会(1)
【平成16年6月1日放送】
[12]
●大会ライブ
(16-6-(2))
平成16年度全国名流吟剣詩舞道大会(2)
【平成16年6月2日放送】
[13]
●大会ライブ
(16-6-(3))
平成16年度全国名流吟剣詩舞道大会(3)
【平成16年6月3日放送】
[14]
●大会ライブ
(16-6-(4))
平成16年度全国名流吟剣詩舞道大会(4)
【平成16年6月4日放送】
3週 [15]
●大会ライブ
(16-6-(5))
平成16年度全国名流吟剣詩舞道大会(5)
【平成16年6月5日放送】
[16]
●大会ライブ
(16-6-(6))
平成16年度全国名流吟剣詩舞道大会(6)
【平成16年6月6日放送】
[17]
●大会ライブ
(16-6-(7))
平成16年度全国名流吟剣詩舞道大会(7)
【平成16年6月7日放送】
[18]
●大会ライブ
(16-6-(8))
平成16年度全国名流吟剣詩舞道大会(8)
【平成16年6月8日放送】
[19]
●大会ライブ
(16-6-(9))
平成16年度全国名流吟剣詩舞道大会(9)
【平成16年6月9日放送】
[20]
●大会ライブ
(16-6-(10))
平成16年度全国名流吟剣詩舞道大会(10)
【平成16年6月10日放送】
[21]
●大会ライブ
(15-10-(1))
平成15年度全国剣詩舞コンクール決勝大会(1)
【平成15年10月8日放送】
4週 [22]
●大会ライブ
(15-10-(2))
平成15年度全国剣詩舞コンクール決勝大会(2)
【平成15年10月9日放送】
[23]
●大会ライブ
(15-10-(3))
平成15年度全国剣詩舞コンクール決勝大会(3)
【平成15年1O月I0日放送】
[24]
●大会ライブ
(15-10-(4))
平成15年度全国剣詩舞コンクール決勝大会(4)
【平成15年10月11日放送】
[25]
●大会ライブ
(15-10-(5))
平成15年度全国剣詩舞コンクール決勝大会(5)
【平成15年10月12日放送】
[26]
●大会ライブ
(15-10-(6))
平成15年度全国剣詩舞コンクール決勝大会(6)
【平成15年10月13日放送】
[27]
●大会ライブ
(15-10-(7))
平成15年度全国剣詩舞コンクール決勝大会(7)
【平成15年10月14日放送】
[28]
●大会ライブ
(15-10-(8))
平成15年度全国剣詩舞コンクール決勝大会(8)
【平成15年10月15日放送】
5週 [29]
●大会ライブ
(15-10-(9))
平成15年度全国剣詩舞コンクール決勝大会(9)
【平成15年10月16日放送】
[30]
●大会ライブ
(15-10-(10))
平成15年度全国剣詩舞コンクール決勝大会(10)
【平成15年10月17日放送】
[31]
●大会ライブ
(15-10-(11))
平成15年度全国剣詩舞コンクール決勝大会(11)
【平成15年10月18日放送】
毎朝7:30〜8:00
スカイパーフェクTV!
380chから無料放送中
 
吟剣詩舞の世界 好評放送中
平成16年8月分の見どころ
今年度制作分(再放送)
●大会ライブ
「第32回全国少壮吟詠家審査コンクール決選大会」
 平成16年3月14日、東京の笹川記念会館で、全国137名の吟詠家の方々が出場して競われました。「少壮吟士」を目指す皆さんの熱の入った吟詠を余す所無くお届けします。
「平成16年度全国名流吟剣詩舞道大会」
 毎年5月5日の子供の日に催されるこの名流大会。今年は、静岡県の静岡市民文化会館で開催されました。子供達による企画構成番組『駿河路をゆく』と、吟剣詩舞特別企画構成番組『日本海上波高し』―日露海戦百周年に思う―を中心にお送りします。
過去の再放送
●大会ライブ
「平戊15年度全国剣詩舞コンクール決勝大会」
 昨年の9月14日に笹川記念会館で行われた「平成15年度全国剣詩舞コンクール決勝大会」。全国の予選を勝ち抜いてきた皆さんの、迫力ある舞いをお楽しみください。
 
伝統文化放送
「吟剣詩舞へのいざない」8月放送予定
(スカイーパーフェクTV!325ch)
☆タイトル
「色は匂へど」「北海道に想う」「平成15年度全国吟詠コンクール決勝大会(上位入賞者)」
8月中にそれぞれ6回再放送。
☆新規受信のお問い合わせ
CSデジタル衛星放送スカイパーフェクTV!
「伝統文化放送」
電話03-3544-1371へ。
 
●番組に対するご意見・ご要望は
株式会社 日本レジャーチャンネル
TEL: (03)-5443-2713まで
〒108-0073 東京都港区三田3-12-12 笹川記念会館
月〜金9:OO〜17:00(土・日・祝日)
 
編集後記
■去る六月二十日から二十六日迄は「ハンセン病を正しく理解する週間」でした。『(1)ハンセン病は、遺伝病でも不治の病でもなく、感染力は非常に弱く、感染により発病することはきわめてまれです。また、早期治療により、後遺症なく治る病気になりました。(2)ハンセン病を正しく理解し、患者・元患者及び家族への差別のない社会を創りましょう(政府広報「厚生労働省」)より』。
 読者の皆さまには、笹川陽平WHOハンセン病制圧特別大使並びに日本財団理事長のハンセン病制圧活動の趣旨にご賛同をいただき、毎月大勢の方々からご寄付を頂戴しております。度重ねてご寄付をくださる方々、毎月欠かさずご寄付をくださる方、まことに有難く、厚く御礼申し上げます。
 
 
■本誌前月号二十二頁に深澤吉翠財団評議員からのご投稿、「詩吟との出会い」―徳川夢声と宮本武蔵―を掲載しました。掲載後、深澤評議員から掲載されたことへのお礼のご挨拶と共に、折角のことですから、読者の皆さまにも、これと同じタイトル「詩吟(吟詠または剣詩舞)との出会い」で投稿を呼び掛けて頂き、掲載されてはどうでしょうかとのアドバイスを頂戴しました。素晴らしいアイディアと存じます。どうぞ、読者の皆さまのご投稿をお待ちいたしたいと存じます。奮ってご投稿のほどをお願いいたします。
■また、読者の方からのご指摘で気付きましたが、六月号巻頭、河田和良財団会長の「明日への提言」の中に東郷平八郎司令長官のお名前が二カ所ありますが、官職名の「司令長官」を「指令長官」と誤植、発行いたしました。不注意を恥じますとともに、お詫びして訂正いたします。
(矢萩保三)

 
 六月号のコンダクター当選者は、愛知県刈谷市の尾嶋サカエさんに決まりました。また、新規購読者プレゼント当選者は、福岡県鞍手郡の筒井ユリエさんです。おめでとうございます。
*“吟剣詩舞”購読倍増キャンペーンの賞品(詩吟コンダクター「邦楽パワーミニ」/本体価格二四、五〇〇円)は日本コンダクター販売株式会社の提供によります。
 
読者倍増キャンペーン
新規読者をご紹介ください
★吟剣詩舞愛好者には手放すことができない本誌月刊「吟剣詩舞」を、あなたの周囲でまだ購読していない方がおいででしたら、是非とも購読をお勧め下さい。新規読者の中から毎月抽選で1名様に、詩吟コンダクター「邦楽パワーミニ」(新型・本体価格24,500円)をプレゼントいたします。
★本誌の年間購読料は4,000円(消費税込)です。お申込は本誌添付の郵便振替用紙の「新規」にマル、その他必要事項をご記入になり、お近くの郵便局で手続きをしてください。
★また現在読者の中からも毎月抽選で1名様に、同様の「邦楽パワーミニ」を贈呈しています。ご希望の方は、官製ハガキにこのページ左上のシールを貼付、
◎郵便番号
◎住所、氏名
◎電話番号
◎本誌への要望、感想などをお書きの上、財団事務局へお送り下さい。
★「現在読者の購読期限が何年何月までか」については、本誌郵送封筒の宛名ラベルの( )内に、毎月記載されています。
[例](0412)とあれば、西暦2004年12月の意。初めの2ケタが西暦年の末尾、次の2ケタが「月」を表しています。継続手続きは期限の1カ月前にお願いします。


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