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図15 水平移動量検討のための断面位置
 
 検討したのは図15におけるA-A'及びB-B'断面である。A,Bそれぞれの断面および移動量を図16から図19に示す。
 
図16 A-A'断面図
 
図17 A-A'移動量
 
図18 B-B'断面図
 
図19 B-B'移動量
 
 地形歪み除去による水平方向の移動は、探査幅の外側より直下近傍の方が大きくなる。このため、直下近傍にある泥火山は、探査幅の外側にある泥火山より移動量が大きい。
 研究対象エリアの画像データは2469pixel×2498lineである。これを縮尺1/10万、300dpi出力した場合には1pixelの大きさ:約8.47mとなり、第7熊野海丘を例にすると外側へ8ピクセル移動したことになる。現実としてこれらの移動量を画像で判断するのは困難である。


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