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公共車両優先システム（PTPS）の運用状況
1 導入の目的
・利用者の利便性向上 ・大量公共輸送機関の利用促進
・バス運行の定時制確保 ・バスの信号停止時間の短縮
2 実施内容
・区間 松園バスターミナル〜盛岡バスセンター間 6.7km
・区間内信号基数 32基
・優先通行対象車両 午前7時〜午前9時の急行バス 9便
3 整備内容
警察）PTPS用ソフトウェア、光ビーコン設置 22ヶ所
単独信号機の集中制御化 8基
バス事業者）PTPS バス車載機 104基
公共車両優先システム（PTPS）の効果
1 バスの所要時間の短縮
所要時間が5分5秒（16.5%）短縮された
（30分46秒⇒25分41秒）
2 バスの停止回数の減少
停止回数が2.9回（23.9%）減少した
（12.1回⇒9.2回）
松園ゾーンバスの評価
・郊外部でのフレキシブルな運行が可能となった
・利用者が普通便、急行便（ノンステップ便）、直通便などを用途別に選択することが可能になった
・特定便に偏った車内混雑が緩和された
・バスターミナルでの定時発車が可能となり、数珠繋ぎ運行が改善された
・不満足な人はいるものの、利用者は増加した
・平成15年の収入が対前年比で3.8%増加した
ゾーンバスの今後
[渋滞緩和]
⇒マイカー削減
⇒公共交通ネットワークの構築
⇒バス路線の再編成
⇒有効性を確認し、次のステップヘ
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