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機器整備報告書
1. 概要
 平成16年度に、日本財団からの助成金38,200,000円をもって、以下のとおり、検診用医療機器4式(事業費総額84,735,000円)を整備した。
 
1. 群馬県済生会 前橋病院
 
整備機器 乳房用X線撮影装置
メーカー ジーイー横河メディカルシステム株式会社
型式 セノグラフ DMR+ システム
総事業費 8,715,000円 (うち助成金) 3,929,000円
検収日 2004年10月1日
整備後の状況  本装置は乳房疾患のほとんどに対応でき、特に乳がんの早期発見のためには必要不可欠のものである。従来から使用してきた装置は購入後11年が経過し、老朽化により精度の低下が著しく、修理も困難な状況下にあった。また、日本医学放射線学会の定める現在の仕様基準を満たしておらず、検診に求められる内容が高度化している中で見落とし等が危惧される状況であった。
 今般、微小石灰や腫瘤陰影などの病変を的確に検出可能な最新の装置を導入したことにより、県内市町村の老人保健法に基づく、基本検診(マンモグラフィー)や精密検査の受け入れができるようになった。これにより、検査件数の増加(約50%)が見込まれ、更には診断能力の向上が図られる事により、地域保健・医療の向上に寄与できるものである。
使用件数 1ヵ月あたり約32件
 
乳房用X線撮影装置  セノグラフDMR+システム 一式 (1)
 
 
 
乳房用X線撮影装置  セノグラフDMR+システム 一式 (2)
 
 







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