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東京財団研究報告書2004-14 「デジタル観光戦争の勃発 4200万人を呼び込む京都の観光資源の秘密」
 
目次
はじめに
 
第1章 観光資源の仕掛けと因果関係
1. 100万人の観光客を誘発した高台寺のライトアップ
(1) 演出家は庭師
(2) 250万人が訪れた花の万博「いのちの塔」
(3) 心を揺さぶる仕掛けと永久保存
(4) 平安神宮はパビリオン?
(5) 景観ノウハウが生きる高台寺ライトアップ
 
2. 京都とテーマパークの比較
(1) 4200万人の観光客を呼び込む京都の秘密
(2) 2500万人に愛される千葉県のテーマパーク
(3) 観光立国に不可欠な情報戦略と人財
(4) 3317億円のオリエンタルランド戦略
(5) 自分を見つめるテーマパーク「京都」
 
3. 観光スポット「ねねの道」「高台寺」
(1) 幻の二年坂と一年坂をつくりだした「古都に燃える会」
(2) 訪問地ベストテンに登場した高台寺界隈の仕掛け
(3) 京野菜ブランドと小京都の因果関係
 
4. 莫大な庭園維持管理費14 兆円?
(1) メンテナンスと維持費の謎
(2) 100年後が見える庭師と見えない庭師
 
5. グランドデザインと文化財庭園
(1) 庭師の哲学と感性
 
6. 観光促進企画の仕掛人
(1) 31万人を一晩で動かしたミレニアム
(2) メディアによる多角的発信体制
(3) 産業博覧会としての「祇園祭」と「全国祇園祭行列」
(4) 核になる人材と仕掛け
 
7. 伊勢神宮遷宮と「おかげ横丁」
(1) 高いマーケティング能力を活かした町づくり
(2) 430万人の参拝者
(3) 伊勢神宮 式年遷宮の仕掛け
 
8. ビジット・ジャパン・キャンペーン
(1) 産業の空洞化と観光産業の育成
(2) 訪日外国人旅行客ベスト3 東京・大阪・京都
(3) 大英博物館の仕掛けとロンドンの8兆円企業
(4) 先端企業との連携やインフラ整備も観光資源
 
第2章 国際交流から見えてくる観光立国「日本」
1. 国際化における問題点
(1) 訪日外客の複雑な思い
事例1 <日本で生活する中国人女性>
事例2 <ペルー人のIさん>
事例3 <1998年に大学から誘われ語学留学したブラジル人女性のJさん>
問題1 中国に蠢く留学生ブローカー
問題2 留学生は中古車で大儲け
問題3 国籍別訪日外客数と22万人の不法滞在者
 
2. 訪日旅行客の目的と実態
(1) 地域別訪日目的
 
3. 求められる観光立国「国家戦略」と「国家理念」
(1) ハリウッドが描く日本の精神文化
(2) 京都の普遍的構造と価値の見直し
 
第3章 観光戦争はデジタル金融戦争に繋がる
1. 観光戦争の実態
(1) 数字から見た観光客
(2) 観光戦争はデジタル金融戦争
2. 中国戦略とメディア活用
(1) 観光立国戦略のキーワード
(2) 中国戦略とメディア活用
 
3. 総括
(1) デジタル観光戦争の勃発
(2) 消費を地域に分散させる京都型観光資源
(3) 閉鎖空間で消費を独占するディズニー型観光資源
(4) 京都型とオリエンタル型の複合型テーマパーク 「伊勢神宮おかげ横丁」
(5) 近隣から7割の観光客を誘発するのが鍵
(6) 電子決済システムにも連動する観光戦略
 
出典資料/調査・研究協力
 
 
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