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講師プロフィール
 
 
専門講座
「助六太鼓講座」(複式単打)
講師 今泉 豊
助六太鼓保存会(東京都)代表
(財)日本太鼓連盟運営委員
(財)日本太鼓連盟1級公認指導員
 
○1952年、東京文京区生まれ。小学生の頃より祭り太鼓に興味を覚え盆太鼓を始める。
○1965年、浅草国際劇場(松竹歌劇団)の鳴り物師、杵屋佐三造先生に邦楽器演奏の基礎指導を受ける。
○1967年、日本初のプロ和太鼓として確立しつつあった助六太鼓で演奏活動と曲作りに参加するとともに、その太鼓打芸の継承を目的とし、湯島天神助六太鼓保存会(現・助六太鼓保存会)を発足する。
○1974年、大学卒業と同時に助六太鼓の代表を受け継ぐ。
○1977年、国立劇場主催「日本の太鼓」の第1回目、東京代表を助六太鼓で出場。
○1978年、石川県御陣乗太鼓、池田庄作氏、長野県御諏訪太鼓、小口大八氏とともに、全日本太鼓連盟を設立し、世話人となる。
 ジャンルにこだわらない演奏活動を行い、その音楽性は、舞台、TV等の音楽界でも高く評価されている。
 1997年に全日本太鼓連盟が財団法人日本太鼓連盟に認可されてからは、運営委員に任命され、以後、三重大学、筑波大学付属養護学園、青山こどもの城等各教育機関で講師を務め、プロ活動の傍ら保存会活動、後進育成と太鼓界向上のために力を注ぐ。
 
 
専門講座
「秩父屋台囃子講座」(複式複打)
講師 高野右吉
高野右吉と秩父社中(埼玉県)代表
(財)日本太鼓連盟技術委員会副委員長
(財)日本太鼓連盟1級公認指導員
 
 秩父祭りは、京都の祇園、飛騨高山と並んで日本三大曳山祭の一つであり、300年前から毎年12月3日に本祭が行われます。神が宿る20トンもの豪華な六基の山車が繰り出され、その山車の上で演奏されるのがこの屋台囃子です。1955年に県指定、1979年には国の文化財に指定され、1985年に文化財指定30周年を記念して太鼓道場を設立しました。また、これまでに外国人を含む千人余りの弟子を輩出しています。
○1942年、埼玉県秩父市で生まれる。
○幼い頃より父である初代高野右吉(埼玉県指定無形文化財秩父屋台囃子保存者)について、秩父屋台囃子の稽古に日々打ち込む。
○1962年に屋台囃子保存会副会長、1983年に同会会長となる。
○演奏活動は日本全国に及び喝采を浴びている。ボランティアとして地元はもとより各地で後継者を育てている。また、海外ではカナダ39日間公演をはじめ18カ国で公演し、芸術面、技術面とも絶賛された。
○1998年4月から財団法人日本太鼓連盟の技術委員会副委員長として活躍している。
 
 
専門講座
「大太鼓講座」(単式単打)
講師 山内強嗣
富岳太鼓(静岡県)代表
(財)日本太鼓連盟1級公認指導員
 
 1986年、富岳太鼓に入会。翌年、富士山太鼓まつり「太鼓コンテスト」に優勝。大太鼓をメインとする活動でオロナイン、セブンスター、アース蚊取り線香などのCMをはじめとした多くのテレビ、舞台に出演。現在は、静岡県御殿場市において「富岳太鼓」の代表として演奏、創作活動、地域文化発展のため団体育成活動を展開中。また、知的障害者施設の園長として、社会福祉職に従事する傍ら、和太鼓を使った障害者の機能訓練「和太鼓療育プログラム」を独自に開発し、実践、研究を重ね効果をあげている。このプログラムはビデオの出版、全国各地でのワークショップ、公演会の開催等を通じ国内のみならず、広く海外からも注目を浴びている。最近の活動としては、富岳太鼓の障害者チームのイギリス公演、24時間テレビ(日本テレビ)でのドキュメンタリー「義手で挑んだ和太鼓の響き」がある。
 
 
基本講座
総合指導
講師 古屋邦夫
御諏訪太鼓保存会(長野県)副会長
(財)日本太鼓連盟技術委員会委員長
(財)日本太鼓連盟1級公認指導員
(財)日本太鼓連盟長野県支部事務局長
 
○1948年9月14日岡谷市に生まれる。
○1967年6月に御諏訪太鼓に入門、宗家小口大八氏に師事、以来今年で太鼓歴37年を数える。
○1970年より宗家小口大八氏と共に岡谷太鼓の指導を始める。信州太鼓連盟(現在の長野県太鼓連盟)の発足に携わる。
○1978年10月、長野県やまびこ国体で集団演技太鼓の部で県内チームを指導する。以降、各地の団体を指導し、その数170チームを数えている。また、海外でも数多くの公演を行い多くの海外チームを指導している。
○1998年2月に開催された長野冬季オリンピックにおける閉会式の太鼓演奏や2,000人太鼓等の指導を行っている。
○1998年4月から財団法人日本太鼓連盟の技術委員会委員として活躍している。
○2001年4月下旬〜5月上旬にかけ、バルト3国(リトアニア、ラトビア、エストニア)におけるユネスコ会議等での公演に参加している。







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