第3章 関連地域資源の整理・把握
3-1 拠点整備状況の整理
3-1-1 河川部拠点整備状況
(1)河崎の「川の駅」の整備
[整備の経緯等]
□河崎の歴史的まちなみの象徴である土蔵を再生・活用して整備
□市内を走っていた路面電車の駅舎を連想させるテラスを設置し、駅としてのイメージを演出
□用途からデザインにいたるまでの計画案は、作成時から行政と沿岸地域を中心とした住民との協働作業により整備
[今後の活用方策]
□船の運航時の待合いスペースとして活用
□地域住民及び来訪者の休憩スペースとして活用
□勢田川と河崎のまちなみをつなぐ通路として活用
□勢田川の歴史を伝える展示スペースとして活用
□勢田川の眺望スペースとして活用
□さらに、伊勢河商人館との連携により、河崎のまちづくりの拠点として活用
図 河崎川の駅外観と駅舎のコンセプト
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Aエリア(蔵前) |
Bエリア(蔵) |
Cエリア(テラス) |
用途・機能 |
駅としての機能
町案内 |
1F・待合、休憩室
2F・歴史学習や、窓からの展望を楽しむ |
外待合、風景の体験準備 |
デザインの方向性 |
伊勢河崎の伝統を忠実に再現する
町並みスケールを守る |
伊勢河崎の伝統を忠実に再現する
(構造補強を行う) |
近代洋風建築のデザインを現代的に再構築する。 |
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図 河崎川の駅周辺整備イメージ
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