ムラサキイガイ(ムール貝)の棲んでいる所
株式会社 渋谷潜水工業
代表取締役 渋谷正信
TEL: 0463-50-3350 FAX: 0463-50-3368
SDIC
SHIBUYA DIVING INDUSTRY
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1. はじめに
海洋構造物等の建設、保守メンテナンスの潜水作業・潜水調査を行っていると、海洋の附着物との関係が深くなってくる。鋼管杭を補修しようとすれば、この附着物をまず除去するようになる。また、護岸などのケーソンブロックの据え付け、補修作業を行う時も、まず付着物の除去作業が行われる。さらにこの附着物のうち、ムラサキイガイなどは周期的に落下して、海底に堆積するため、潜水作業ではそれを除去するという作業が出てくる。また、これらの付着物は船の取水口に附着して、目詰まりの原因になったりする。臨海地区の発電所においても、海水の取り入れ、放水路に豊富に育っている。これらのムラサキイガイ(ムール貝)やイガイ類の棲息場所を紹介する。
2. 主な棲息場所
1) 護岸コンクリートブロツクの潮間帯および浅海域
2) 桟橋の潮間帯
3) 船底の浅い部分
4) 各種海洋構造物の浅海域
5) 海水を利用する電力発電所の放水口、取水口
6) 定置網の浅海域
7) 浮標灯などの潮間帯
8) 橋脚の浅海域
9) 浅海域の岩
10) その他
鋼管杭に附着しているムラサキイガイ(ムール貝)
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