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精神障害のある人に対して
1)精神障害のある人たちにとって、最も必要なものは周囲の人たちの理解と思いやりです。精神障害は必ず遺伝するとか、こわがったり、危険視するなどの偏見をまず改めましょう。
2)精神病院は、精神障害のある人が社会復帰するためのワンステップです。多くの入院患者さんたちが街へ出て買い物をしたり、レクリエーションを楽しみながら治療しています。いたずらにこわがって社会から排除するのではなく、あたたかい気持ちで根気よく接して下さい。
3)社会的にあるていど適応している人は、自分の症状についても自覚があります。気持ちを刺激するような言葉には注意して下さい。
1)てんかんの発作には、いろいろな種類がありますが、いずれも命を失うことはめったにありません。また、伝染することは決してありません。
2)発作が起きた時には冷静に。こわがって騒いだり、相手の行動を制限したり、身体をゆすったりしないで下さい。どんな時にも、口にはしなどを押しこんだり、水などを飲ませないで下さい。
3)あわてて救急車を呼ばないで下さい。発作は普通1〜3分くらいで自然にとまります。しかし、きわめてまれな場合として(1)意識がもどらないうちに次の発作が起きたり(2)10分以上発作が続いたような時は病院に運んで下さい。
4)小さい発作の時は見守るだけで何もすることはありません。大きな発作の時は安静にし、安全な場所に寝かせて、頭の下にやわらかい物をあて、身体をしめつけるベルトなどをゆるめ、顔を横に向けます。発作がおさまり意識が回復するまで静かに休ませ、気持が落ちつくまで見守ってあげましょう。
〜ボランティア活動に参加しよう〜
ボランティア活動というと、経済的、時間的に余裕のある人が、恵まれない気の毒な人のためにする慈善活動というように考えられてきました。しかし、これはボランティア活動を誤ってとらえています。正しい意味でボランティア活動とは、同じ社会の一員同士が、自分の意志で、自発的にお互いに助けあい手をとりあって、能力を最大限に発揮し、自分たちの社会をよりよくする働きということができます。
ですから、人に強制されたり、経済的な報酬を期待するのは、ボランティア活動の本道からは、はずれるものといえましょう。
まず、これからボランティア活動をしようと思う場合は、「さあ、どこの施設へボランティア活動に行こうか」とか、「これから老人ホームへ奉仕に行こう」というように大きくかまえるよりは、第一に地域に住む人たちが、同じ地域社会の一員であるという意識をもって、自分たちの地域の問題に関心をもち、その問題解決に参加していくことが必要と思います。例えば、バスの中で障害のある人に席をゆずるとか、まず自分のできるところからボランティア活動は出発していくものではないでしょうか。
どんなに有意義な活動でも、一回きりで終わってしまうのでは、本当の成果をあげることはできません。何をする場合でも無理なく、長く続けることが大切です。
皆さんが、今すぐできるボランティア活動はたくさんあります。
あなたもボランティア活動に参加して下さい。
社会福祉法人 全国心身障害児福祉財団
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