AGE OF STRADIVARIUS
主催
産経新聞社
特別協力
日本音楽財団
協力
日本財団
後援
フジテレビ
ニッポン放送
モーストリー・クラシック
サンケイリビング新聞社
公演に寄せて
産経新聞社代表取締役社長
清原武彦
産経新聞社ではこのたび、創刊70周年を記念して、日本音楽財団が所有するヴァイオリンの名器「ストラディヴァリウス」とそれらの貸与を受けている国内外の一流アーティストが一堂に介する「AGE OF STRADIVARIUS」を開催する運びとなりました。
「ストラディヴァリウス」は、17世紀から18世紀にかけてイタリアのクレモナで活躍した弦楽器製作者、アントニオ・ストラディヴァリが製作した弦楽器の総称で、科学が発展した今なお、それらを超える魅力を持った楽器を生み出すことのできない、まさに人類の遺産ともいうべき存在であります。その豊饒な響きは古くから多くの人々を魅了し、歴史に名を残す音楽家たちによって受け継がれてまいりました。
一方、日本音楽財団は、「ストラディヴァリウス」をはじめとする世界最高峰の弦楽器を収集して、それらを国内外の一流演奏家や若手有望演奏家に無償で貸与する、弦楽器名器の貸与事業を実施しています。これは、世界的文化遺産としての弦楽器名器を保全し、次世代に継承するとともに、それらの活用を図ることを目的とした意義深い活動であります。
公演を通じて、「ストラディヴァリウス」の持つ魅力、世界の一流演奏家の技術と豊かな音楽性、そして、音楽の持つ奥深い世界を一人でも多くの人に感じて頂けることを願っております。
最後に公演の開催にあたり、ご協力賜りました日本音楽財団および日本財団をはじめ、ご尽力いただいた関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。
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