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アクションプランセッション
 
 スポーツNPOサミットの目的である「スポーツNPOのネットワーク化」を図り、政策提言や具体的な施策を検討するセッションです。今回は、競技力向上、評価、連携について取り上げます。
 
d 地域のスポーツNPOがメダルに貢献する
13:00〜1Fエントランス
 
 地域チームから優秀選手を発掘・育成し、中央へ吸い上げ、中央の一貫指導の考え方、育成ビジョン等を地域へフィードバックする日本サッカー協会のナショナルトレーニングセンター制度を例に、国際競技力におけるスポーツNPOのスタンスと組織体制について検討します。
 
田嶋 幸三氏 日本サッカー協会 常務理事
 
 
 1957年生まれ。筑波大学及び大学院卒業。大学卒業後は古河電工(現ジェフ市原)に入社し、JSL杯優勝を経験、日本代表フォワードとしても活躍。引退後は指導者としての道を進み、日本サッカー協会公認S級コーチライセンスを取得。また、1999年より(財)日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフとして、U-17及びU-20日本代表監督を務め、2001年にはU-17世界選手権に出場。2002年9月、(財)日本サッカー協会技術委員長に就任。(財)日本サッカー協会常務理事。
 
コーディネーター 澁谷 茂樹 笹川スポーツ財団 情報課
 
e スポーツNPOの事業評価を考える
14:00〜1Fエントランス
 
 スポーツNPOは営利が目的ではありませんが、事業の成果は、企業と同様に定量的または定性的に明らかにする必要があります。本セッションでは、スポーツNPOの具体的な事業評価について考えると同時に、評価結果を受けて、さらにモチベーションを向上させる方策について、表彰制度の事例紹介し、今後のスポーツNPO大賞などの可能性を探ります。
 
岸田 眞代氏 NPO法人 パートナーシップ・サポートセンター(PSC)
   代表理事(事務局長兼務)
 
 
 フリーの新聞雑誌記者、経営コンサルタント会社等を経て(有)ヒューマンネット・あい設立。「リーダーに求められる要件・能力200問(自己分析)」を開発し、同時に産能大学社会人研修講師となる。人材派遣会社の責任者等を兼任。1993年NPOと出合い、市民フォーラム21設立にかかわり、1998年PSC設立。2000年「パートナーシップ評価」発表。2002年には「パートナーシップ大賞」を創設した。著書は「NPOと企業 協働へのチャレンジ」(同文舘出版2003.3)他多数。
 
コーディネーター 間野 義之 NPO法人 クラブネッツ 理事
 
f スポーツNPO活動推進ネットワーク構想を考える
15:00〜1Fエントランス
 
 本サミットの開催目的でもある「スポーツNPOのネットワーク化」の具体的な構想を提示します。どのような理念、目的、戦略、戦術で進めていくのかをフロアーを交えて活発に議論する場とし、スポーツの領域に関連する連携の促進を提案します。
 
水上 博司 NPO法人 クラブネッツ 副理事長〈略歴は前掲(P1)〉
 
山田 明仁 NPO法人 神戸アスリートタウンクラブ 副理事長
 
 
 国立奈良工業高等専門学校機械工学科卒業。陸上競技では、国民体育大会に10回出場、島根国体大阪選手団旗手を務めた。他には、アジアサーキット4×400mリレー優勝、全日本実業団対抗陸上400m優勝を果たした。厚生労働省認定健康運動指導士となり、大阪ガス株式会社から出向し、株式会社オージースポーツ神戸事業所副所長を務めた。現在は大阪ガス株式会社勤務。1998年神戸アスリートタウンクラブ設立に携わり、2001年同クラブがNPO法人格を取得後、副理事長に就任。2002年3月に神戸で行われた第1回スポーツNPOサミットでは、中心的存在として開催に向けて尽力した。
 
コーディネーター 内藤 拓也 笹川スポーツ財団 業務課







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