小笠原の生活
戦前は火山列島の硫黄島などにも人が住んでいましたが、現在、小笠原諸島で一般の人が住んでいるのは父島と母島だけで、人口は約2,400人です。集落は父島では二見湾(ふたみわん)に面した地域とその周辺、母島では沖港に面した地域とその周辺に限られています。漁業や農業、マリンスポーツやトレッキングができる観光業などが村の産業となっています。
本土との定期的な交通路は6〜7日に、1便の定期船(おがさわら丸)が東京と父島の間を片道25時間半で結んでおり、父島と母島の間は週4〜5便の定期船(ははじま丸)が片道2時間で結んでいます。一部の物資(ぶっし)は不定期の貨物船が運んでいますが、人や食料品、郵便物などのほとんどは定期船がたよりです。
町並み
二見湾
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